新たな出発【ジンバブエ便り vol.22】

まだまだ寒い日がつづいていますが、いかがお過ごしですか。
春を目前にして、新しいことを始めようと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。ADRA Japanのジンバブエ事業も、いよいよこの春から始まります。

昨年、外務省「NGO事業補助金」の助成を受けて1ヶ月間の現地調査を行ない、新事業の準備を進めてきました。そしてついに先月末からジンバブエ事業が始まりました。今月の中旬には、現地統括として私、前川がジンバブエに渡航します。
この事業は、外務省「日本NGO連携無償資金協力」の助成も受け、ミッドランド州ゴクウェ・ノース地区で3年間にわたって実施されます。

これまでのブログでもお伝えしてきましたが、現在ゴクウェ・ノース地区にある支援予定の小学校では、生徒のほとんどが木陰で学習しています(こちらのブログを参照→「木陰の教室」 )。
また、安全な飲料水を汲める場所も少なく、多くの生徒や現地住民が汚れた水を飲み、健康が脅かされています(こちらのブログを参照→「ゴクウェ・ノース地区の井戸事情」、「雨水を溜めるタンク」 )。

さらに、学校の衛生環境が整っておらず、現地住民の衛生に関する知識も十分にないため、感染症などへの予防も適切になされていません。(こちらのブログを参照→「大切なトイレと手洗い場」 )。

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校舎がなく、木陰で授業を受ける子どもたち

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