トランポリンの上で見せた笑顔

ADRAは8月、ウクライナ西部の都市、リヴィウ地域に住む里親型児童養護施設の子どもたちに、トランポリンなどの遊具を届けました。

訪問した際には里親家庭で生活する9人と、実の親御さんと暮らす1人の児童が、トランポリンで身体を動かしながら笑顔を見せました。束の間とはいえ、ADRAスタッフの胸も温かくなりました。

養護施設を運営するパスケヴィチ夫妻は子どもたちとともに、ドニプロペトロウシクからクリヴィー・リフに、そして更なる戦火を逃れてリヴィウにやってきました。

「私たちは、次世代の尊い命が安全な場所で健やかに育つことを、心から望んでいます」危険な地域から逃れてきたバスケヴィチ夫妻はそう語りました。

彼らが暮らすリヴィウ地域の避難所では、幼い頃から養護施設に住み、親の顔を知らない6歳と8歳の子どももいます。ADRAは今回、同養護施設からニーズを聞きとり、少しでも子どもたちが喜ぶ物を贈りたいと寄付を募り、その資金でトランポリンと遊具などの配付を決めたのでした。心身の健康が維持されることが期待されます。

引き続き、皆さまのご支援とご理解をよろしくお願いします。

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