ADRAはウクライナ支援を継続中です。ヘルソン地区キセリフカの小さな村で避難生活を送るナタリア・ミコライヴナさんにも、食料をお届けしました。
物資を届けた際に、ナタリアさんは次のように話してくれました。
「私は失業中です。仕事などありません。どうやって暮らせばいいのでしょうか?多少、食べ物がありますから、少なくとも今は生きていますが」
絶え間ない砲撃を受けるなか、ヘルソン地区では多くの企業が休業に追い込まれました。生命が脅かされる危険があるのですから、働きようがありません。今、ナタリアさんには職もなく、生きるために必要な貯蓄もありません。言うまでもありませんが、食料支援がなければ、命をつなぐことはできません。
「本当にありがたいと思っています。本当に、本当に心から感謝しています」 ナタリアさんは、そう付け加えました。
ADRAはハリコフ、ムィコラーイウ、ヘルソン、スミリー地域で2022の6月1日から2023年3月31日まで、そして2023年4月1日から2024年6月30日までと、2つの支援プロジェクトを行い、144,836個のフードボックス、529,120斤のパン、279,360個の柔らかなパンを提供しました。
これからも私たちADRAは、できる限りの支援を行ないます。引き続き皆さまからの温かいご支援をよろしくお願いいたします。