【2023年冬ウクライナ人道危機】暮らしに温かさを取り戻す薪ストーブ・家電支援

目次

ウクライナ全州で活動を続けています

ウクライナでは今、生きるために最低限必要な水や食料などのほか、生活を再建し、再び自立を取り戻したいという人々の思いに寄り添う支援も求められています。必要なものを届けるだけでなく、自分の力で必要なものを手にできる喜びをもう一度感じられるような支援が必要です。一方、これから冬が本格化する中、特にダムの決壊による洪水で被災地域の方、戦火の特に激しい東部の地域の方が、冬を越すための支援を必要としています。

これまでの活動

人々がおかれている状況は地域やタイミング、家族構成などによって異なります。移動手段があり物流が動いていれば、なるべく現金給付の形で支援を届け、それぞれが必要なものにお金を使えるようにしています。多くは、食料、医療、家賃、交通費などに支出されています。また、物流がない地域には、食料や衛生用品を届けています。自分たちで生活を立て直せる可能性がある人々には、就業サポートや生計向上の支援を届けています。戦火を逃れるため、また病院受診や公的手続きなど、生活に必要な移動ができるような支援や、心のケアなどにも取り組んでいます。

2022年2月24日以降、ウクライナの人々の平穏が奪われてしまってから、依然として戦火は収まりません。

ウクライナ国内では820万人以上、周辺国やそのほかの国々(ポーランド・ルーマニア・ハンガリー・モルドバ・スロバキア・チェコ・ヨーロッパ諸国等)では80万人以上とこれまでに合計900万人以上の人々に支援を届けてきました。一人ひとりに合わせた支援で活動分野は16種類にわたります。

ウクライナの現状

ウクライナ国内では日々被害状況が深刻化しており、2023年8月~10月の3か月間で、市民を標的とした暴力、空爆とドローンによる攻撃、武力衝突は12,042回起きています。

出典:ACLED https://acleddata.com/ukraine-conflict-monitor/ 

以下の棒グラフは、2022年2月24日~2023年10月現在までの20カ月間にわたる戦闘・爆撃・民間人に対する攻撃回数の推移を表しています。


※戦争開始当初よりも攻撃・空爆の回数・頻度は、増え続けています。

医療の現場にて

WHOによると、2022年2月24日以降の1年間で、医療機関や医療従事者への攻撃が、857回発生しています。物流や電気インフラの損壊の影響もあり、電力不足、医療資器材不足等が続いています。

ドネツク州

ドネツク州では、過半数の地域が占領されており、戦争の前線から100キロメートル以内におよぶ全域が最も戦況が深刻です。前線から1.5㎞の村では、日々の攻撃が激しく、支援が届きにくくなっています。

村の生活状況は深刻であり、基本的に支援物資はどのような物でも需要があります。電力供給は非常に不安定な状況のため、電気があるわずかな時間に調理ができる電子レンジや、電気やガスを使わない暖房器具・調理器具も必要とされています。
出典:[REACH: 202307]

へルソン州

へルソン州では、2023年6月6日にカホフカ水力発電ダムが決壊しました。少なくとも37の町や村で16,000人と多くの人々が避難生活を送っています。

2カ月間水が引かなかった地域では、家が変形し、損壊が激しく、カビなども発生していますが、避難所からその家に戻って暮らしている人がいます。生活するために必要な家具、家電など、すべてが不足しています。

出典:[OCHA: 20230608、UNOSAT: 20230720][REACH: 202308]

ADRAの支援計画

ウクライナ人道支援に寄せられるご寄付は、今、減少しています。ですが、支援を必要とする人は依然として多く、戦争状態も続いています。暗く、寒い冬に、人々に寄り添う支援を届けるため、またその後の復興支援も見据えて、2023年10月~2024年3月までに、5,000万円のご寄付を集めることを目標としています。

ウクライナでは、10月中旬から4月下旬まで冬が続き、一部地域ではマイナス20℃まで達することもあります。厳しい冬を乗り越えるための活動資金として、生活・越冬支援に3,000万円、電力不足、医療資器材不足等が続いている病院への支援に2,000万円を集めたいと考えています。

活動の具体的な内容は以下の通りです。

生活・越冬支援 目標3,000万円

<場所>
ヘルソン州・ドネツク州(ダム決壊および戦争での被害により、ニーズが大きい)

<支援物資>
・調理用薪ストーブ150台(大50台・小100台)
(大1台12万円、小1台、6万円、合計1200万円)
・ベッド 300台 (1台 3.3万円、合計1000万円)
・ガススコンロ60台(1台 5万円、合計350万円)
・電子レンジ 150台(1台 1.2万円、合計180万円)
・洗濯機45台 (1台 7.7万円、合計350万円)

合計 3,000万円

病院への支援 目標額:2,000万円

<場所>
支援を必要としている病院
(2023年10月現在、19の州と首都キーウの合計128の医療関連施設が支援を必要としています)

<支援物資>
空爆による被害などで、医療に必要な機器・備品が不足しています。1施設で必要とされている物資の金額は40万円~1,000万円以上で、救急車、医療機器、医療用器具、医薬品などが必要とされています。

ADRAは、電気の供給が足りていないオデッサ、ハルキウ、ザポリージャの3州、計16施設に発電機を届ける活動にも取り組んでいます。

ハリキウにある小児病棟では、現在223人の子どもが入院しています。発電機の支援をはじめ、医療機器、リハビリ用筋力トレーニング機器、生活用品と幅広い支援を必要としています。必要な支援規模の総額は90万円です。

ギフトカタログ

A . おまかせ支援プラン

▶ウクライナで支援を必要としている方に寄り添う活動を支援します。
 1,000円以上の任意の金額でご参加ください。

B . 温かい部屋と食事のための薪ストーブ支援プラン

▶合計1200万円で 4人家族50世帯、2人家族100世帯に調理機能付き薪ストーブを届けます。
 300万円コース 3口
 100万円コース 3口
  50万円コース 4口

C. 安心して温かく眠れる夜のための収納付きベッド支援プラン            

▶合計1000万円で 300人、100~150世帯にベッドを届けます
 300万円コース 2口
 100万円コース 2口
  50万円コース 4口

D. 料理ができる喜びを回復するガスコンロ寄付プラン

▶合計300万円で 60世帯にガスコンロを届けます
 100万円コース 1口
  50万円コース 3口
  10万円コース 5口

E. 電気が戻った瞬間に調理ができる 電子レンジ寄付プラン

▶合計180万円で 150世帯に電子レンジを届けられます
50万円コース 3口
30万円コース 1口

F. 避難所に暮らす人々の家事負担を減らす洗濯機支援プラン

▶ 合計350万円で 10~15か所の避難所に洗濯機を支援できます
  100万円コース 2口
  50万円コース 3口

G. 物資不足で悩む病院に医療物資を届ける支援プラン

▶ 40万円~ ご寄付の額に応じ現地の病院とマッチングします

B~Gプランでご支援いただける方には、以下のお礼がございます。

・感謝状、寄付控除が可能な領収書、活動報告書、活動動画をお届けします
・ADRA UkraineとADRA JapanのHPに支援企業としてロゴを掲載します
・撮影を行い、両国のHP、SNS、授与式など動画を作成しYouTubeで公開します

※なお、支援するエリアや場所によっては活動写真・動画をご提供できない場合があります。予めご了承下さい。

参加方法と寄付事例

個人の皆さま
Aプランでお申し込みの方は、上記の「このプランで寄付をする(ウクライナ人道支援)」からお手続きにお進みください。

B~Gプランをご希望の方は、お問い合わせフォームより、ご希望の内容をお送りいただけますようにお願いいたします。

企業・団体さま

寄付といっても、いろいろな形があります。シンプルに寄付をする方法のほか、社員さま、お客様、広く一般の方々を巻き込んで寄付をする方法など、御社様の意向に沿った方法がきっとあります。いくつかの事例を下記に掲載いたしますので、ぜひご参考にしていただき、お気軽にご相談いただけましたら幸いです。

➀ 会社としてのご寄付

・社会貢献予算の中から
・売り上げの〇%
・在庫処分によるご寄付
・再利用可能な産業廃棄物によるご寄付

➁ 社員様 参加型のご寄付

・社員様専用募金サイト
・社内で 古本や書き損じはがき、未使用切手・金券などの回収
・社員食堂での寄付付きメニュー販売
・購買オプションに「寄付 〇円」
・イントラネットでのご募金案内

➂ お客様 参加型のご寄付

・会員さまにご寄付のご案内(ポイント寄付など)
・公式LINEでご寄付の呼びかけ
・寄付つき商品の販売
・レジ横募金箱
・オンライン決済時に募金メニューを追加

➃ ➀と➁または➂を組み合わせたマッチング型のご寄付

会員様や社員様から集まった寄付金額に応じて会社からも寄付をマッチングすることでインパクトを高め、会員様・社員様の満足度を高める方法

例)チャリティーウォーク開催
→社員様・会社様・お客様が歩いた寄付に応じて、企業から寄付(例:50歩あたり 1円)
 (minpo というアプリを利用、上限金額の設定も可)

メールやお電話でのお問い合わせ・お申し込みはこちらから

以下の連絡先までご連絡をお願いいたします。また、ADRAからご連絡を差し上げることもございます。よろしくお願いいたします。

メール:marketing_adra@adrajpn.org
電 話:03-5410-0045(事務所)

担 当:ウクライナ・ピースプロジェクト
    永井温子/石橋和博/栗栖一郎

ウクライナ全州で活動を続けています

ウクライナでは今、生きるために最低限必要な水や食料などのほか、生活を再建し、再び自立を取り戻したいという人々の思いに寄り添う支援も求められています。必要なものを届けるだけでなく、自分の力で必要なものを手にできる喜びをもう一度感じられるような支援が必要です。一方、これから冬が本格化する中、特にダムの決壊による洪水で被災地域の方、戦火の特に激しい東部の地域の方が、冬を越すための支援を必要としています。

これまでの活動

人々がおかれている状況は地域やタイミング、家族構成などによって異なります。移動手段があり物流が動いていれば、なるべく現金給付の形で支援を届け、それぞれが必要なものにお金を使えるようにしています。多くは、食料、医療、家賃、交通費などに支出されています。また、物流がない地域には、食料や衛生用品を届けています。自分たちで生活を立て直せる可能性がある人々には、就業サポートや生計向上の支援を届けています。戦火を逃れるため、また病院受診や公的手続きなど、生活に必要な移動ができるような支援や、心のケアなどにも取り組んでいます。

2022年2月24日以降、ウクライナの人々の平穏が奪われてしまってから、依然として戦火は収まりません。

ウクライナ国内では820万人以上、周辺国やそのほかの国々(ポーランド・ルーマニア・ハンガリー・モルドバ・スロバキア・チェコ・ヨーロッパ諸国等)では80万人以上とこれまでに合計900万人以上の人々に支援を届けてきました。一人ひとりに合わせた支援で活動分野は16種類にわたります。

ウクライナの現状

ウクライナ国内では日々被害状況が深刻化しており、2023年8月~10月の3か月間で、市民を標的とした暴力、空爆とドローンによる攻撃、武力衝突は12,042回起きています。

出典:ACLED https://acleddata.com/ukraine-conflict-monitor/ 

以下の棒グラフは、2022年2月24日~2023年10月現在までの20カ月間にわたる戦闘・爆撃・民間人に対する攻撃回数の推移を表しています。


※戦争開始当初よりも攻撃・空爆の回数・頻度は、増え続けています。

医療の現場にて

WHOによると、2022年2月24日以降の1年間で、医療機関や医療従事者への攻撃が、857回発生しています。物流や電気インフラの損壊の影響もあり、電力不足、医療資器材不足等が続いています。

ドネツク州

ドネツク州では、過半数の地域が占領されており、戦争の前線から100キロメートル以内におよぶ全域が最も戦況が深刻です。前線から1.5㎞の村では、日々の攻撃が激しく、支援が届きにくくなっています。

村の生活状況は深刻であり、基本的に支援物資はどのような物でも需要があります。電力供給は非常に不安定な状況のため、電気があるわずかな時間に調理ができる電子レンジや、電気やガスを使わない暖房器具・調理器具も必要とされています。
出典:[REACH: 202307]

へルソン州

へルソン州では、2023年6月6日にカホフカ水力発電ダムが決壊しました。少なくとも37の町や村で16,000人と多くの人々が避難生活を送っています。

2カ月間水が引かなかった地域では、家が変形し、損壊が激しく、カビなども発生していますが、避難所からその家に戻って暮らしている人がいます。生活するために必要な家具、家電など、すべてが不足しています。

出典:[OCHA: 20230608、UNOSAT: 20230720][REACH: 202308]

ADRAの支援計画

ウクライナ人道支援に寄せられるご寄付は、今、減少しています。ですが、支援を必要とする人は依然として多く、戦争状態も続いています。暗く、寒い冬に、人々に寄り添う支援を届けるため、またその後の復興支援も見据えて、2023年10月~2024年3月までに、5,000万円のご寄付を集めることを目標としています。

ウクライナでは、10月中旬から4月下旬まで冬が続き、一部地域ではマイナス20℃まで達することもあります。厳しい冬を乗り越えるための活動資金として、生活・越冬支援に3,000万円、電力不足、医療資器材不足等が続いている病院への支援に2,000万円を集めたいと考えています。

活動の具体的な内容は以下の通りです。

生活・越冬支援 目標3,000万円

<場所>
ヘルソン州・ドネツク州(ダム決壊および戦争での被害により、ニーズが大きい)

<支援物資>
・調理用薪ストーブ150台(大50台・小100台)
(大1台12万円、小1台、6万円、合計1200万円)
・ベッド 300台 (1台 3.3万円、合計1000万円)
・ガススコンロ60台(1台 5万円、合計350万円)
・電子レンジ 150台(1台 1.2万円、合計180万円)
・洗濯機45台 (1台 7.7万円、合計350万円)

合計 3,000万円

病院への支援 目標額:2,000万円

<場所>
支援を必要としている病院
(2023年10月現在、19の州と首都キーウの合計128の医療関連施設が支援を必要としています)

<支援物資>
空爆による被害などで、医療に必要な機器・備品が不足しています。1施設で必要とされている物資の金額は40万円~1,000万円以上で、救急車、医療機器、医療用器具、医薬品などが必要とされています。

ADRAは、電気の供給が足りていないオデッサ、ハルキウ、ザポリージャの3州、計16施設に発電機を届ける活動にも取り組んでいます。

ハリキウにある小児病棟では、現在223人の子どもが入院しています。発電機の支援をはじめ、医療機器、リハビリ用筋力トレーニング機器、生活用品と幅広い支援を必要としています。必要な支援規模の総額は90万円です。

ギフトカタログ

A . おまかせ支援プラン

▶ウクライナで支援を必要としている方に寄り添う活動を支援します。
 1,000円以上の任意の金額でご参加ください。

B . 温かい部屋と食事のための薪ストーブ支援プラン

▶合計1200万円で 4人家族50世帯、2人家族100世帯に調理機能付き薪ストーブを届けます。
 300万円コース 3口
 100万円コース 3口
  50万円コース 4口

C. 安心して温かく眠れる夜のための収納付きベッド支援プラン            

▶合計1000万円で 300人、100~150世帯にベッドを届けます
 300万円コース 2口
 100万円コース 2口
  50万円コース 4口

D. 料理ができる喜びを回復するガスコンロ寄付プラン

▶合計300万円で 60世帯にガスコンロを届けます
 100万円コース 1口
  50万円コース 3口
  10万円コース 5口

E. 電気が戻った瞬間に調理ができる 電子レンジ寄付プラン

▶合計180万円で 150世帯に電子レンジを届けられます
50万円コース 3口
30万円コース 1口

F. 避難所に暮らす人々の家事負担を減らす洗濯機支援プラン

▶ 合計350万円で 10~15か所の避難所に洗濯機を支援できます
  100万円コース 2口
  50万円コース 3口

G. 物資不足で悩む病院に医療物資を届ける支援プラン

▶ 40万円~ ご寄付の額に応じ現地の病院とマッチングします

B~Gプランでご支援いただける方には、以下のお礼がございます。

・感謝状、寄付控除が可能な領収書、活動報告書、活動動画をお届けします
・ADRA UkraineとADRA JapanのHPに支援企業としてロゴを掲載します
・撮影を行い、両国のHP、SNS、授与式など動画を作成しYouTubeで公開します

※なお、支援するエリアや場所によっては活動写真・動画をご提供できない場合があります。予めご了承下さい。

参加方法と寄付事例

個人の皆さま
Aプランでお申し込みの方は、上記の「このプランで寄付をする(ウクライナ人道支援)」からお手続きにお進みください。

B~Gプランをご希望の方は、お問い合わせフォームより、ご希望の内容をお送りいただけますようにお願いいたします。

企業・団体さま

寄付といっても、いろいろな形があります。シンプルに寄付をする方法のほか、社員さま、お客様、広く一般の方々を巻き込んで寄付をする方法など、御社様の意向に沿った方法がきっとあります。いくつかの事例を下記に掲載いたしますので、ぜひご参考にしていただき、お気軽にご相談いただけましたら幸いです。

➀ 会社としてのご寄付

・社会貢献予算の中から
・売り上げの〇%
・在庫処分によるご寄付
・再利用可能な産業廃棄物によるご寄付

➁ 社員様 参加型のご寄付

・社員様専用募金サイト
・社内で 古本や書き損じはがき、未使用切手・金券などの回収
・社員食堂での寄付付きメニュー販売
・購買オプションに「寄付 〇円」
・イントラネットでのご募金案内

➂ お客様 参加型のご寄付

・会員さまにご寄付のご案内(ポイント寄付など)
・公式LINEでご寄付の呼びかけ
・寄付つき商品の販売
・レジ横募金箱
・オンライン決済時に募金メニューを追加

➃ ➀と➁または➂を組み合わせたマッチング型のご寄付

会員様や社員様から集まった寄付金額に応じて会社からも寄付をマッチングすることでインパクトを高め、会員様・社員様の満足度を高める方法

例)チャリティーウォーク開催
→社員様・会社様・お客様が歩いた寄付に応じて、企業から寄付(例:50歩あたり 1円)
 (minpo というアプリを利用、上限金額の設定も可)

メールやお電話でのお問い合わせ・お申し込みはこちらから

以下の連絡先までご連絡をお願いいたします。また、ADRAからご連絡を差し上げることもございます。よろしくお願いいたします。

メール:marketing_adra@adrajpn.org
電 話:03-5410-0045(事務所)

担 当:ウクライナ・ピースプロジェクト
    永井温子/石橋和博/栗栖一郎

ウクライナ全州で活動を続けています

ウクライナでは今、生きるために最低限必要な水や食料などのほか、生活を再建し、再び自立を取り戻したいという人々の思いに寄り添う支援も求められています。必要なものを届けるだけでなく、自分の力で必要なものを手にできる喜びをもう一度感じられるような支援が必要です。一方、これから冬が本格化する中、特にダムの決壊による洪水で被災地域の方、戦火の特に激しい東部の地域の方が、冬を越すための支援を必要としています。

これまでの活動

人々がおかれている状況は地域やタイミング、家族構成などによって異なります。移動手段があり物流が動いていれば、なるべく現金給付の形で支援を届け、それぞれが必要なものにお金を使えるようにしています。多くは、食料、医療、家賃、交通費などに支出されています。また、物流がない地域には、食料や衛生用品を届けています。自分たちで生活を立て直せる可能性がある人々には、就業サポートや生計向上の支援を届けています。戦火を逃れるため、また病院受診や公的手続きなど、生活に必要な移動ができるような支援や、心のケアなどにも取り組んでいます。

2022年2月24日以降、ウクライナの人々の平穏が奪われてしまってから、依然として戦火は収まりません。

ウクライナ国内では820万人以上、周辺国やそのほかの国々(ポーランド・ルーマニア・ハンガリー・モルドバ・スロバキア・チェコ・ヨーロッパ諸国等)では80万人以上とこれまでに合計900万人以上の人々に支援を届けてきました。一人ひとりに合わせた支援で活動分野は16種類にわたります。

ウクライナの現状

ウクライナ国内では日々被害状況が深刻化しており、2023年8月~10月の3か月間で、市民を標的とした暴力、空爆とドローンによる攻撃、武力衝突は12,042回起きています。

出典:ACLED https://acleddata.com/ukraine-conflict-monitor/ 

以下の棒グラフは、2022年2月24日~2023年10月現在までの20カ月間にわたる戦闘・爆撃・民間人に対する攻撃回数の推移を表しています。


※戦争開始当初よりも攻撃・空爆の回数・頻度は、増え続けています。

医療の現場にて

WHOによると、2022年2月24日以降の1年間で、医療機関や医療従事者への攻撃が、857回発生しています。物流や電気インフラの損壊の影響もあり、電力不足、医療資器材不足等が続いています。

ドネツク州

ドネツク州では、過半数の地域が占領されており、戦争の前線から100キロメートル以内におよぶ全域が最も戦況が深刻です。前線から1.5㎞の村では、日々の攻撃が激しく、支援が届きにくくなっています。

村の生活状況は深刻であり、基本的に支援物資はどのような物でも需要があります。電力供給は非常に不安定な状況のため、電気があるわずかな時間に調理ができる電子レンジや、電気やガスを使わない暖房器具・調理器具も必要とされています。
出典:[REACH: 202307]

へルソン州

へルソン州では、2023年6月6日にカホフカ水力発電ダムが決壊しました。少なくとも37の町や村で16,000人と多くの人々が避難生活を送っています。

2カ月間水が引かなかった地域では、家が変形し、損壊が激しく、カビなども発生していますが、避難所からその家に戻って暮らしている人がいます。生活するために必要な家具、家電など、すべてが不足しています。

出典:[OCHA: 20230608、UNOSAT: 20230720][REACH: 202308]

ADRAの支援計画

ウクライナ人道支援に寄せられるご寄付は、今、減少しています。ですが、支援を必要とする人は依然として多く、戦争状態も続いています。暗く、寒い冬に、人々に寄り添う支援を届けるため、またその後の復興支援も見据えて、2023年10月~2024年3月までに、5,000万円のご寄付を集めることを目標としています。

ウクライナでは、10月中旬から4月下旬まで冬が続き、一部地域ではマイナス20℃まで達することもあります。厳しい冬を乗り越えるための活動資金として、生活・越冬支援に3,000万円、電力不足、医療資器材不足等が続いている病院への支援に2,000万円を集めたいと考えています。

活動の具体的な内容は以下の通りです。

生活・越冬支援 目標3,000万円

<場所>
ヘルソン州・ドネツク州(ダム決壊および戦争での被害により、ニーズが大きい)

<支援物資>
・調理用薪ストーブ150台(大50台・小100台)
(大1台12万円、小1台、6万円、合計1200万円)
・ベッド 300台 (1台 3.3万円、合計1000万円)
・ガススコンロ60台(1台 5万円、合計350万円)
・電子レンジ 150台(1台 1.2万円、合計180万円)
・洗濯機45台 (1台 7.7万円、合計350万円)

合計 3,000万円

病院への支援 目標額:2,000万円

<場所>
支援を必要としている病院
(2023年10月現在、19の州と首都キーウの合計128の医療関連施設が支援を必要としています)

<支援物資>
空爆による被害などで、医療に必要な機器・備品が不足しています。1施設で必要とされている物資の金額は40万円~1,000万円以上で、救急車、医療機器、医療用器具、医薬品などが必要とされています。

ADRAは、電気の供給が足りていないオデッサ、ハルキウ、ザポリージャの3州、計16施設に発電機を届ける活動にも取り組んでいます。

ハリキウにある小児病棟では、現在223人の子どもが入院しています。発電機の支援をはじめ、医療機器、リハビリ用筋力トレーニング機器、生活用品と幅広い支援を必要としています。必要な支援規模の総額は90万円です。

ギフトカタログ

A . おまかせ支援プラン

▶ウクライナで支援を必要としている方に寄り添う活動を支援します。
 1,000円以上の任意の金額でご参加ください。

B . 温かい部屋と食事のための薪ストーブ支援プラン

▶合計1200万円で 4人家族50世帯、2人家族100世帯に調理機能付き薪ストーブを届けます。
 300万円コース 3口
 100万円コース 3口
  50万円コース 4口

C. 安心して温かく眠れる夜のための収納付きベッド支援プラン            

▶合計1000万円で 300人、100~150世帯にベッドを届けます
 300万円コース 2口
 100万円コース 2口
  50万円コース 4口

D. 料理ができる喜びを回復するガスコンロ寄付プラン

▶合計300万円で 60世帯にガスコンロを届けます
 100万円コース 1口
  50万円コース 3口
  10万円コース 5口

E. 電気が戻った瞬間に調理ができる 電子レンジ寄付プラン

▶合計180万円で 150世帯に電子レンジを届けられます
50万円コース 3口
30万円コース 1口

F. 避難所に暮らす人々の家事負担を減らす洗濯機支援プラン

▶ 合計350万円で 10~15か所の避難所に洗濯機を支援できます
  100万円コース 2口
  50万円コース 3口

G. 物資不足で悩む病院に医療物資を届ける支援プラン

▶ 40万円~ ご寄付の額に応じ現地の病院とマッチングします

B~Gプランでご支援いただける方には、以下のお礼がございます。

・感謝状、寄付控除が可能な領収書、活動報告書、活動動画をお届けします
・ADRA UkraineとADRA JapanのHPに支援企業としてロゴを掲載します
・撮影を行い、両国のHP、SNS、授与式など動画を作成しYouTubeで公開します

※なお、支援するエリアや場所によっては活動写真・動画をご提供できない場合があります。予めご了承下さい。

参加方法と寄付事例

個人の皆さま
Aプランでお申し込みの方は、上記の「このプランで寄付をする(ウクライナ人道支援)」からお手続きにお進みください。

B~Gプランをご希望の方は、お問い合わせフォームより、ご希望の内容をお送りいただけますようにお願いいたします。

企業・団体さま

寄付といっても、いろいろな形があります。シンプルに寄付をする方法のほか、社員さま、お客様、広く一般の方々を巻き込んで寄付をする方法など、御社様の意向に沿った方法がきっとあります。いくつかの事例を下記に掲載いたしますので、ぜひご参考にしていただき、お気軽にご相談いただけましたら幸いです。

➀ 会社としてのご寄付

・社会貢献予算の中から
・売り上げの〇%
・在庫処分によるご寄付
・再利用可能な産業廃棄物によるご寄付

➁ 社員様 参加型のご寄付

・社員様専用募金サイト
・社内で 古本や書き損じはがき、未使用切手・金券などの回収
・社員食堂での寄付付きメニュー販売
・購買オプションに「寄付 〇円」
・イントラネットでのご募金案内

➂ お客様 参加型のご寄付

・会員さまにご寄付のご案内(ポイント寄付など)
・公式LINEでご寄付の呼びかけ
・寄付つき商品の販売
・レジ横募金箱
・オンライン決済時に募金メニューを追加

➃ ➀と➁または➂を組み合わせたマッチング型のご寄付

会員様や社員様から集まった寄付金額に応じて会社からも寄付をマッチングすることでインパクトを高め、会員様・社員様の満足度を高める方法

例)チャリティーウォーク開催
→社員様・会社様・お客様が歩いた寄付に応じて、企業から寄付(例:50歩あたり 1円)
 (minpo というアプリを利用、上限金額の設定も可)

メールやお電話でのお問い合わせ・お申し込みはこちらから

以下の連絡先までご連絡をお願いいたします。また、ADRAからご連絡を差し上げることもございます。よろしくお願いいたします。

メール:marketing_adra@adrajpn.org
電 話:03-5410-0045(事務所)

担 当:ウクライナ・ピースプロジェクト
    永井温子/石橋和博/栗栖一郎

ウクライナ全州で活動を続けています

ウクライナでは今、生きるために最低限必要な水や食料などのほか、生活を再建し、再び自立を取り戻したいという人々の思いに寄り添う支援も求められています。必要なものを届けるだけでなく、自分の力で必要なものを手にできる喜びをもう一度感じられるような支援が必要です。一方、これから冬が本格化する中、特にダムの決壊による洪水で被災地域の方、戦火の特に激しい東部の地域の方が、冬を越すための支援を必要としています。

これまでの活動

人々がおかれている状況は地域やタイミング、家族構成などによって異なります。移動手段があり物流が動いていれば、なるべく現金給付の形で支援を届け、それぞれが必要なものにお金を使えるようにしています。多くは、食料、医療、家賃、交通費などに支出されています。また、物流がない地域には、食料や衛生用品を届けています。自分たちで生活を立て直せる可能性がある人々には、就業サポートや生計向上の支援を届けています。戦火を逃れるため、また病院受診や公的手続きなど、生活に必要な移動ができるような支援や、心のケアなどにも取り組んでいます。

2022年2月24日以降、ウクライナの人々の平穏が奪われてしまってから、依然として戦火は収まりません。

ウクライナ国内では820万人以上、周辺国やそのほかの国々(ポーランド・ルーマニア・ハンガリー・モルドバ・スロバキア・チェコ・ヨーロッパ諸国等)では80万人以上とこれまでに合計900万人以上の人々に支援を届けてきました。一人ひとりに合わせた支援で活動分野は16種類にわたります。

ウクライナの現状

ウクライナ国内では日々被害状況が深刻化しており、2023年8月~10月の3か月間で、市民を標的とした暴力、空爆とドローンによる攻撃、武力衝突は12,042回起きています。

出典:ACLED https://acleddata.com/ukraine-conflict-monitor/ 

以下の棒グラフは、2022年2月24日~2023年10月現在までの20カ月間にわたる戦闘・爆撃・民間人に対する攻撃回数の推移を表しています。


※戦争開始当初よりも攻撃・空爆の回数・頻度は、増え続けています。

医療の現場にて

WHOによると、2022年2月24日以降の1年間で、医療機関や医療従事者への攻撃が、857回発生しています。物流や電気インフラの損壊の影響もあり、電力不足、医療資器材不足等が続いています。

ドネツク州

ドネツク州では、過半数の地域が占領されており、戦争の前線から100キロメートル以内におよぶ全域が最も戦況が深刻です。前線から1.5㎞の村では、日々の攻撃が激しく、支援が届きにくくなっています。

村の生活状況は深刻であり、基本的に支援物資はどのような物でも需要があります。電力供給は非常に不安定な状況のため、電気があるわずかな時間に調理ができる電子レンジや、電気やガスを使わない暖房器具・調理器具も必要とされています。
出典:[REACH: 202307]

へルソン州

へルソン州では、2023年6月6日にカホフカ水力発電ダムが決壊しました。少なくとも37の町や村で16,000人と多くの人々が避難生活を送っています。

2カ月間水が引かなかった地域では、家が変形し、損壊が激しく、カビなども発生していますが、避難所からその家に戻って暮らしている人がいます。生活するために必要な家具、家電など、すべてが不足しています。

出典:[OCHA: 20230608、UNOSAT: 20230720][REACH: 202308]

ADRAの支援計画

ウクライナ人道支援に寄せられるご寄付は、今、減少しています。ですが、支援を必要とする人は依然として多く、戦争状態も続いています。暗く、寒い冬に、人々に寄り添う支援を届けるため、またその後の復興支援も見据えて、2023年10月~2024年3月までに、5,000万円のご寄付を集めることを目標としています。

ウクライナでは、10月中旬から4月下旬まで冬が続き、一部地域ではマイナス20℃まで達することもあります。厳しい冬を乗り越えるための活動資金として、生活・越冬支援に3,000万円、電力不足、医療資器材不足等が続いている病院への支援に2,000万円を集めたいと考えています。

活動の具体的な内容は以下の通りです。

生活・越冬支援 目標3,000万円

<場所>
ヘルソン州・ドネツク州(ダム決壊および戦争での被害により、ニーズが大きい)

<支援物資>
・調理用薪ストーブ150台(大50台・小100台)
(大1台12万円、小1台、6万円、合計1200万円)
・ベッド 300台 (1台 3.3万円、合計1000万円)
・ガススコンロ60台(1台 5万円、合計350万円)
・電子レンジ 150台(1台 1.2万円、合計180万円)
・洗濯機45台 (1台 7.7万円、合計350万円)

合計 3,000万円

病院への支援 目標額:2,000万円

<場所>
支援を必要としている病院
(2023年10月現在、19の州と首都キーウの合計128の医療関連施設が支援を必要としています)

<支援物資>
空爆による被害などで、医療に必要な機器・備品が不足しています。1施設で必要とされている物資の金額は40万円~1,000万円以上で、救急車、医療機器、医療用器具、医薬品などが必要とされています。

ADRAは、電気の供給が足りていないオデッサ、ハルキウ、ザポリージャの3州、計16施設に発電機を届ける活動にも取り組んでいます。

ハリキウにある小児病棟では、現在223人の子どもが入院しています。発電機の支援をはじめ、医療機器、リハビリ用筋力トレーニング機器、生活用品と幅広い支援を必要としています。必要な支援規模の総額は90万円です。

ギフトカタログ

A . おまかせ支援プラン

▶ウクライナで支援を必要としている方に寄り添う活動を支援します。
 1,000円以上の任意の金額でご参加ください。

B . 温かい部屋と食事のための薪ストーブ支援プラン

▶合計1200万円で 4人家族50世帯、2人家族100世帯に調理機能付き薪ストーブを届けます。
 300万円コース 3口
 100万円コース 3口
  50万円コース 4口

C. 安心して温かく眠れる夜のための収納付きベッド支援プラン            

▶合計1000万円で 300人、100~150世帯にベッドを届けます
 300万円コース 2口
 100万円コース 2口
  50万円コース 4口

D. 料理ができる喜びを回復するガスコンロ寄付プラン

▶合計300万円で 60世帯にガスコンロを届けます
 100万円コース 1口
  50万円コース 3口
  10万円コース 5口

E. 電気が戻った瞬間に調理ができる 電子レンジ寄付プラン

▶合計180万円で 150世帯に電子レンジを届けられます
50万円コース 3口
30万円コース 1口

F. 避難所に暮らす人々の家事負担を減らす洗濯機支援プラン

▶ 合計350万円で 10~15か所の避難所に洗濯機を支援できます
  100万円コース 2口
  50万円コース 3口

G. 物資不足で悩む病院に医療物資を届ける支援プラン

▶ 40万円~ ご寄付の額に応じ現地の病院とマッチングします

B~Gプランでご支援いただける方には、以下のお礼がございます。

・感謝状、寄付控除が可能な領収書、活動報告書、活動動画をお届けします
・ADRA UkraineとADRA JapanのHPに支援企業としてロゴを掲載します
・撮影を行い、両国のHP、SNS、授与式など動画を作成しYouTubeで公開します

※なお、支援するエリアや場所によっては活動写真・動画をご提供できない場合があります。予めご了承下さい。

参加方法と寄付事例

個人の皆さま
Aプランでお申し込みの方は、上記の「このプランで寄付をする(ウクライナ人道支援)」からお手続きにお進みください。

B~Gプランをご希望の方は、お問い合わせフォームより、ご希望の内容をお送りいただけますようにお願いいたします。

企業・団体さま

寄付といっても、いろいろな形があります。シンプルに寄付をする方法のほか、社員さま、お客様、広く一般の方々を巻き込んで寄付をする方法など、御社様の意向に沿った方法がきっとあります。いくつかの事例を下記に掲載いたしますので、ぜひご参考にしていただき、お気軽にご相談いただけましたら幸いです。

➀ 会社としてのご寄付

・社会貢献予算の中から
・売り上げの〇%
・在庫処分によるご寄付
・再利用可能な産業廃棄物によるご寄付

➁ 社員様 参加型のご寄付

・社員様専用募金サイト
・社内で 古本や書き損じはがき、未使用切手・金券などの回収
・社員食堂での寄付付きメニュー販売
・購買オプションに「寄付 〇円」
・イントラネットでのご募金案内

➂ お客様 参加型のご寄付

・会員さまにご寄付のご案内(ポイント寄付など)
・公式LINEでご寄付の呼びかけ
・寄付つき商品の販売
・レジ横募金箱
・オンライン決済時に募金メニューを追加

➃ ➀と➁または➂を組み合わせたマッチング型のご寄付

会員様や社員様から集まった寄付金額に応じて会社からも寄付をマッチングすることでインパクトを高め、会員様・社員様の満足度を高める方法

例)チャリティーウォーク開催
→社員様・会社様・お客様が歩いた寄付に応じて、企業から寄付(例:50歩あたり 1円)
 (minpo というアプリを利用、上限金額の設定も可)

メールやお電話でのお問い合わせ・お申し込みはこちらから

以下の連絡先までご連絡をお願いいたします。また、ADRAからご連絡を差し上げることもございます。よろしくお願いいたします。

メール:marketing_adra@adrajpn.org
電 話:03-5410-0045(事務所)

担 当:ウクライナ・ピースプロジェクト
    永井温子/石橋和博/栗栖一郎

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