日頃から、ウクライナのことを覚え、支援してくださる皆さまの温かいお気持ちに感謝いたします。ADRAは、ウクライナの各地域、場面において、一人ひとりに寄り添う支援を続けています。
戦争の続くウクライナにおいて、大人だけでなく、子どもたちを対象とする支援も重要です。ADRAは、子どもたちの健康や衛生環境を守るために、あらゆる物資提供を行っています。
赤ちゃんや小さなこどもたちにとって、おむつは必需品です。常に清潔なおむつをつけることによって、生活の質を保つことができます。
また、親御さんたちにとって、避難生活の中で必要なおむつを探し、購入し続けることは大きな負担になります。おむつを入手できるかどうかの心配をなくすことで、心にも家計にもゆとりを生むことができます。
ウクライナの首都キーウのすぐ隣にあるイルピンにて、イルピンの住民とそこに避難してきた方々に、子ども用おむつ1,015パックを提供しました。同じように、ウクライナ中部のポルタバでも、ポルタバの住民とそこに避難してきた方々に、774パックの子ども用おむつを届けました。
小さな兄弟が、自分たちでおむつを持って帰ろうとする様子は、とても微笑ましい光景でした。
また、イルピンではおむつの他にも、子ども用の衛生用品を7トン、離乳食を500セット、配ることができました。
皆さまからの温かいご支援によって、こうした活動に取り組むことができております。
心より感謝申し上げます。
今も、困難な状況の中で過ごしているウクライナの子どもたちのことを、今後も心に留めてくださると幸いです。
(執筆:総務担当 東晴香)