ウクライナで砲撃の被害が拡大する中、住民の方々への支援を継続

食料配布

ここ数日、ウクライナとロシア間の戦闘が激化し、ウクライナ全土で砲撃の被害が拡大しています。

首都のキーウを含む多くの街で、大学や公園などの住民施設のほか、電気、水道、通信など住民のライフラインを支える
公共施設も破壊されています。

住民の方々からの支援要請を受け付けているコールセンターの業務も一時中断を余儀なくされる事態も起きています。

そのような中、ADRAはウクライナ国内で取り残された住民の方々への支援活動により一層力を入れています。

ADRA_UkraineResponse_photocredit.jpg

先日、スロバキアから、ウクライナ西部のザカルパッチャ州にあるフーストという街に、食料支援パックを届け、240世帯の方々に手渡すことができました。

ADRA_UkraineResponse_photocredit2.jpg

また、国連食糧計画(WFP)と協力して長い間、孤立状態にあったへルソン州とハルキウ州の村々に住む方々にも食料支援パックを届けることができました。

村々までの道は、破壊されて通れなくなっていたところもあったため、

慎重に安全を確認しながら低速で走り、草原を抜けてなんとかたどり着くことができました。

途中2度もトラックのタイヤがパンクしたものの目的地に着いたときには、住民の方々が涙を流して喜んでくれました。

ADRA_UkraineResponse_photocredit4.jpg

ウクライナの町では暖房施設なども破壊され、これから厳しい冬を迎えるにあたり住民の方々は非常に苦しい状況に置かれています。

ADRAは日々変化するウクライナ国内の状況と支援のニーズを常に調査しながら、今後も住民の方一人ひとりに寄り添う支援を継続していきます。

このように必要な支援をお届けできるのも皆さまからいただいている温かいご支援のおかげです。

心より感謝いたします。

ADRA_UkraineResponse_photocredit3.jpg

(文責:広報・マーケティング担当 永井温子)

【~ご案内~】
友達を助けるように被災された方や難民の方に寄り添う「ADRAフレンド」募集中!

アドラでは、世界各地での支援活動を継続的に支えてくださるADRAフレンドを募集しています。

画像1.jpg

詳細とお申し込み方法は以下のリンクからご覧いただけます。

食料配布

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
目次