火災被害者の方々に

2022年2月24日より人道支援を必要とするウクライナ。世界120か国に支部を持つADRAのスタッフ全員が、当地に平穏な日が訪れることを心から祈っています。とはいえ、まだまだ戦火は収まらず、今日も伝わってくる悲しいニュースに、私たちは心を痛めています。

この夏、ウクライナは砲撃が要因となった火災にも見舞われました。ドネツクで発生した火災は干ばつと強風の影響で森林を覆い尽くし、9月2日の時点でハルキウのストゥデノク村にも飛び火しました。その結果、村の約150世帯が被災し、200人以上の住民がヤレミフカ村への避難を余儀なくされました。

同情報を得たADRA Ukraine(ウクライナ支部)は、被災された方々のために国連世界食糧計画(WFP)から150個の食料キットを受け取り、即、現地に届けました。そのうちのおよそ20個はストゥデノク村に残った人々に配布し、残りはヤレミフカ村に届けています。今後も必要に応じて食料パッケージを増やしニーズに合う対応をしてまいります。

ADRAのモットーは、「ひとつの命から世界を変える」です。災害被災地や開発途上国で問題を抱える人々に寄り添い、自立を促す支援に取り組んでおります。今後も、私たちは目的を見失うことなく活動を続けます。引き続き、皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

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