トルコで防火テント、着替えやおむつ、調理用コンロを配付し、避難生活を送る人々に寄り添う支援を届けています。

食料の調理用コンロを配付 撮影場所:2023年2月19日 トルコ・ハタイ県クルカン

温かいご支援をいただきありがとうございます。

ADRAは、支部のあるシリアを中心に今回の地震被災者支援に取り組んでいますがトルコにも2月6日から緊急支援チームを派遣し最も被害が大きいトルコ・ハタイ県を中心に地域で活動する団体と協力して人々に寄り添う活動に取り組んでいます。

避難テントにて 撮影場所:2月23日 トルコ・ハタイ県クルカン

2月10日には、救出活動に必要なドリルやコンクリートカッター金属カッターなどの道具をレスキューチームに届けました。

要請のあった病院へも同様の支援を届けています。被災者の救出にあたる消防団へは26のヒーターを支援しました。

また、最も被害が大きい地域のひとつであるクルカンには大きなテント村ができており地震で行き場を失ってしまった約1,400人が暮らしています。

このうち75%が、シリアの紛争を逃れてトルコで暮らしていたシリア難民の方々です。

避難テントで過ごす家族 撮影場所:2月23日 トルコ・ハタイ県クルカン

これまでに、支援を届けた人数は2,110人に上ります。また、150個の調理用コンロや300本のガスシリンダーのほか

幼児用のおむつ、高齢者用のおむつ包帯、おしりふき、2歳~11歳の子ども用の下着など、人々が少しでも快適に過ごせるように、寄り添った支援を続けています。

衛生用品を配付 撮影場所:2023年2月3日トルコ・ハタイ県クルカン

トルコでは、さらに800人に支援を届ける準備と、避難生活の拠点となる防火テントの配付を進めていきます。

食料支援、医療・衛生面、避難場所の確保と環境改善など、この活動を可能にするために協力してくださる皆さまに心より感謝申し上げます。ADRAは関係各所との調整と皆さまからの温かいご支援のもと、人々の命をつなぐために必要な支援を届けてまいります。

次回はシリアでの活動についてご報告します。

引き続き皆さまの温かいご支援をお願いします。

(文責:マーケティング・広報 栗栖一郎)

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
目次