2月6日の地震から2週間以上が過ぎました。ADRAは皆さまからの温かいご支援のもと被災された方々に寄り添う活動に取り組んでいます。
そのさなか、現地時間20日午後8時頃トルコ南部でM6.3、シリアでM5.8を観測する地震がありました。
避難生活が長引く中、プライバシーのない避難所での生活が辛くなった方が、危険と知りながら自宅に戻りはじめてしまったタイミングだったため人々の安全が心配されます。
ADRAは昨日までに、14,400人以上の方へ食料、衛生用品、水、毛布を配付するなど人々に寄り添う活動を続けています。
また、避難所になっている学校等の施設の安全や設備を確認し、必要な支援の準備を進めています。
避難所への簡易トイレや夜間の安全確保のためのソーラーパネルの設置のほか、被災された方を避難所運営のために雇用するCash for Work(キャッシュ・フォー・ワーク)の活動を行う予定です。
衛生面、医療面や、出産をまじかに控えた女性への支援なども緊急性が高まる中ADRAは関係各所との調整と皆さまからの温かいご支援のもと、人々の命をつなぐために必要な支援を届けてまいります。皆さまの温かいご支援に、心より感謝申し上げます。
1週間分の食料配付を受け取る子どもたち(撮影:2023年2月16日ラタキア市)
(文責:マーケティング・広報 栗栖一郎)