マリクレールさん/ ウガンダ難民が習得した農業技術

 ウガンダの難民キャンプで夫そして3人の子どもと暮らしていたマリクレールさんは、人生を変える機会を探していました。そんな時、ADRAスロバキアが農業を通じて難民の方々が生計を立てられるようにと、研修を行なっていることを知ります。マリクレールさんにとって農業は未知の世界でした。そのため彼女は農業技術を学ぶのにとても苦労しました。

 マリクレールさんは、さまざまな野菜作り学んだ後、ナス栽培を選択しました。やがて収穫したナスを売ることに成功し、最終的には牛を飼うという夢を実現しました。

彼女は自らの研修体験を振り返り次のように話してくれました。

「知識、実践的なスキル、道具、種子、移植に必要な器具と、あらゆるものを提供してくれるADRAのような支援団体を、私は見たことがありませんでした。このプロジェクトに参加できて嬉しく思います。作物を育て、家族を養える環境に身を置くことができました」

現在、彼女はよりたくさんの食物を栽培するために、畑の拡張計画を立てています。

マリクレールさんの成功体験は、「自立して生計を立てる力を備え、人々が健康的な暮らしを築く」ことを願うADRAの活動の象徴です。ADRAは、これからも一人ひとりに寄り添う支援を進めていきます。

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