ブラジルで薬物依存症者を救う

2024年4月に外務省が発表した数字によると、今日、世界中には500万人の日系人が存在するそうです。国別の統計を見ると、270万人のブラジルが最多です。

日系人の数だけでなく、この国から日本にやってきたJリーガーや、夢を描いてサッカー留学する若者の話も頻繁に耳にします。

とはいえ、ブラジルには義務教育がなく、読み書きのできない人が1,100万人に上ることをご存知ですか?

ADRAはこうした現実を重く受け止めています。世の中には、教養のなさが貧困、そして犯罪につながるケースもまま見られます。私たちは、非合法の薬物に溺れる人の存在に胸を痛めてきました。同時に生命、および健康の尊さを伝えたいと考えてきました。

そこで、ADRAは薬物依存症者を治療する目的で、プロジェクトを立ち上げました。

今、ブラジルでは、各々の依存症者たちがきちんと学習できる環境を得て、治療に向かうメニューが作られています。

薬物乱用によって一時的に未来を閉ざされた数十人の学生が、自分の尊厳と希望を見直しているのです。

ADRAはいつも、現地のニーズに合った支援を心がけています。今後も皆さまの温かいご支援をお願い致します。

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