500世帯への防寒キットの配付を開始【ネパール地震被災者支援】

いつも温かいご支援をありがとうございます。

ADRAは皆さまからの多大なるご支援を受け、500世帯への防寒キット配付が先週から始まっています!

防寒具の準備の様子(撮影:2023年12月18日 ENRUDEC事務所 ネパール西部バンケ郡コハルプール)

テントやマットで、風雨をしのげる空間は作れても、一人ひとりが身に着けるものが薄着のままであると、人々を寒さから守ることができません。

実際に体調不良を訴える方も多くなっており、一人ひとりが温かく過ごせるような支援が求められていました。

防寒キット(3人家族用)の内容は以下の通りです。

・厚手毛布2枚

・ショール3枚

・帽子3個

・靴下3足

・湯たんぽ3つ

日本円で約1万円あると、1世帯分の防寒キットを準備できます。湯たんぽは、ネパールでも身近な防寒グッズで、湯たんぽに水を入れて、薪で火をおこした上に置いて沸かすこともできます。

防寒キットのパッキング。中央:ADRA Japan駐在員の渡辺(撮影:2023年12月18日 ENRUDEC事務所付近 ネパール西部バンケ郡コハルプール)
配付しやすいようにパッキングしてから現地に運びます(撮影:2023年12月18日 ENRUDEC事務所付近 ネパール西部バンケ郡コハルプール)

防寒キットを乗せたトラックは、先週被災地に向けて出発しています。

被災地へは、険しい山道を超えていくところにありますが、支援を必要とされている人々に一つずつ手渡しして参ります。

12月に入り、さらに厳しい寒気が被災地に押し寄せています。

1日でも早く暖かなぬくもりを届けられるよう、ADRAは足を運んでまいります。

まだまだ支援を必要としている方々がいらっしゃいます。

今後も皆さまからのご支援をお待ちしております。

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