こんにちは。総務部の渡辺です。
ADRAでは、啓発活動の一環として、いろいろな場所で、講演活動や授業などを実施しています。
事務所近隣の大学生がスタッフと学びの時間を持ったり、東京への修学旅行や授業の一環で、中高生がADRAを訪問してくれたり、小学校での授業や、就学前の子ども達にもお話することがあります。
6月には、埼玉県上尾市立上尾中学校から2つのグループが、「SDGs達成に努力する人から学ぶ」というねらいを持って、
ADRAを訪問してくれました。
事前にADRAのことについても、しっかり調べてくれており、ウクライナの人道支援や、ジンバブエの教育支援などについて、積極的に質疑応答がありました。
後日、生徒の皆さんから感想が届きましたので紹介します。
「ADRA Japanで活動内容や支援する物、僕たちにもできる支援方法などたくさん学ぶことができました。少しは考え方や生き方が変わるかもしれません。」
「伺う前に活動についてたくさん様々な事を調べましたが、それ以上に知らないことがたくさんあり、特に自分が学校にいけないと自分の子どもまで学校に行けなくなってしまう負の連鎖には衝撃を受けました。…体験や学びをいかして自分で行動して街づくりに生かしていきたいと思います。」
また、この秋には、認定こども園 鹿児島三育幼稚園、鹿児島三育小学校を訪問し、平和について考える時間を持ちました。
こども園の子ども達とは、戦争が起きている国の同じぐらいの年齢の子ども達の経験談をお話しました。
保護者の皆さまとは、
「『戦争ってどうして起こるの?』とお子さんに聞かれたら何と答えますか?」
という問いから、戦争が起こらない未来を子ども達とどうやって作っていくのかを考えました。
小学生とは、難民になって逃げる体験をするワークショップや、 「平和とは?」という問いかけを考える時間を持ちました。
当たり前と思っている日常を大切に、助け合う世界、理解しあう世界を目指して、平和をつくりだす子どもになっていってもらいたいと思っています。
ADRAは、これからの未来を担っていく子ども達と一緒に学ぶ機会を大切にしていきたいと思います。
ご興味がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡を頂ければと思います。
(執筆:総務 渡辺千里)