9月8日午後11時11分(現地時間)モロッコで、歴史上類を見ない規模の地震が発生し、38万人にも上る方が支援を必要としています。ADRAは、世界に広がるネットワークと現地ボランティアの協力のもと、被災された方々に寄り添う緊急支援に取り組みます。
この地震は、震源が18.5kmと非常に浅いのが特長です。マグニチュードは6.8。モロッコでは過去最大規模の地震で、これまでにわかってるだけでも2,012人が死亡し、2,059人が負傷、そのうち1,400人余りは重傷と報告されています。レンガ造りの建物の倒壊被害も甚大で、助けを必要としている人々は38万人にも上ります。
住まいを失った人びとの避難所と食料・水・必要物資が直ちに必要で、怪我をした方や精神的なダメージを受けた方たちへのケア、倒壊建物の片付け、住居の再建に向けての取り組みなど、多くの分野で支援が必要とされています。
アドラは、緊急対応担当スタッフ2名を派遣し、現地のパートナーとも連携して支援活動にあたります。アドラは、モロッコでの活動許可を取得しており、1993年から活動していた実績があります。 今回、モロッコ史上最悪の甚大な被害が起きてしまったことに衝撃を受けながらも、ADRAは地元の方たちと共に、被災された方々に寄り添い、必要とされる支援を届けるため、モロッコ地震被災者支援をはじめとする海外緊急支援の募金特設サイトを開設しました。
皆さまの温かいご支援をお待ちしております。