健康に配慮したレトルト食品、計6200パックを被災地へ|能登半島地震被災者支援第2報

能登半島地震で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

また、温かいメッセージとともに、募金をお寄せくださる皆さまに深く感謝申し上げます。

地震の発生から1週間が経過しました。さらなる地震や天候の悪化も重なり、被災地域の方の心身の負担が大きくなっています。道路状況から孤立状態にある方々も多く、不安を抱えたまま過ごされている方に、必要な支援を届けられるように調査や調整、情報収集を続けています。

1月8日現在、現地から得ている情報をもとに、健康に配慮したレトルト食品の配付と、さらなる調査を行うため、悪路の走行を見据えて準備した車両2台にてスタッフが現地に向かっています。

(車両への物資積み込み 2024年1月7日 千葉県)

今回の支援物資には、過去の災害被災者支援活動の中で、「食物繊維が摂れてありがたい」「お年寄りや子どもたちにも安心して渡せる」「たんぱく質がとれてうれしい」などと大変好評だった大豆ミートを使ったレトルト食品を約4,000食分と、カルシウムが摂れるパック飲料と植物性スポーツ飲料、約2,200本を用意しました。

これらの食料品は、製造元である三育フーズ株式会社様のご協力のもと、セブンスデー・アドベンティスト教団様ならびに皆さまからの温かいご支援により準備することができました。心より感謝申し上げます。

(最大積載量を計算しながら積み込み。2024年1月7日 千葉県)
(積み込みは三育フーズ株式会社の平尾社長とともに。2024年1月7日 千葉県)

また、もう一台の車には、事前の調査と調整のもと、カイロ、野菜ジュース、ウェットティッシュ、簡易トイレ、水を載せています。

現地には1月8日中には到着する見込みで、現地でのさらなる調査のもと、支援が届きにくくなっている地域を中心に、県境付近の富山側や、石川県内の被災地域にて、現地パトナーを通して配付や炊き出しを行う予定です。

(雪景色の中、順調に走行中。 2024年1月8日 黒姫野尻湖パーキングエリア)


引き続き、温かいご支援をお願いいたします。

被災された皆様へ

この度の事態に、心より御見舞い申し上げます。今はまだ本当に大変だと思いますが、住まいが被災したらまずは写真を撮ってください。過去にADRAが支援に入った災害被災地では、写真を撮らずに片付けや修理をしたために、給付金などの公的支援などを受けられなかった事例が多数ありました。被災状況のわかる写真は「り災証明書」の発行や損害保険の請求に必要です。心身ともにつらい状況の中だとは思いますが、まずは写真を撮ってください。https://www.pref.ishikawa.lg.jp/saigai/documents/kyuujohou1.pdf

また、天候が不安定な中、屋根に上らずに家財を守る方法が紹介されていますので、ぜひ参考になさってください。

動画:ブルーシートを部屋に張る 自分でできる雨漏り対策
(制作:NHK・協力:震災がつなぐ全国ネットワーク)
https://www3.nhk.or.jp/news/special/suigai/videos/5707/

チラシ:屋根に被害を受けた方へ(制作:NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/special/suigai/assets/media/chirashi_yane2023.pdf

寄付をご検討されている方へ

緊急募金は、以下の2つで受け付けています。グループ等で集めたご寄付も受け付けています。また、企業様でオンライン寄付を募りたい場合のプラットフォームを提供する準備もすでに整っています。マッチング寄付などにご関心のある方は、お問い合わせフォーム(https://www.adrajpn.org/contact/)よりご連絡をお待ちしております。

Tポイントでも寄付ができるYahoo!ネット募金に開設している募金ページはこちら
【能登半島地震】被災された方に寄り添う支援を(ADRA Japan)
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5186028

ADRA Japan令和6年能登半島地震 緊急支援特設募金ページはこちら
https://www.adrajpn.org/kokunai/6818/?utm_source=prtimes&utm_medium=press&utm_campaign=20240108

皆さまの温かいご支援をお待ちしております。

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