【日本国内における豪雨災害】6月の豪雨で被災した茨城県取手市に続き、福岡県東峰村においても支援を開始しています

令和5年7月は九州北部や秋田県を中心に複数回にわたって大雨が降り続き、各地に被害をもたらしています。

九州北部の市町村は、浸水した世帯は少ないものの、2017年九州北部豪雨でも被害を受けており、再び復旧作業を強いられることになってしまいました。

ADRA Japanでは、2017年にも支援に入らせていただいた九州北部に位置する福岡県東峰村への支援を7月13日から開始しています。

東峰村ではこれまでに、浸水したご自宅の床下乾燥のために使用するサーキュレーターを貸し出しました。

また、「SEMA」という民間企業と市民団体(CSO)が連携して被災地支援を行う仕組みを利用し、無料提供していただいた飲料品20箱、ボディシート500枚を災害ボランティアセンターへ届けました。

災害ボランティアセンターへ飲料品寄贈
災害ボランティアセンターへボディシート500枚寄贈

現地の方の声をご紹介します。

「家が広いけん、サーキュレーターがあると前よりも乾きが早い。」(住民の方)

「1階に何部屋もあるお家に住んでいる方も多いので、サーキュレーターを1軒あたり複数台貸し出したりもできている。飲料品は足りていなかったのと、暑い日が続くので助かってます。ボディタオルもこれまではタオルを濡らして使っていたのでたくさん活用させてもらっています。」(社協局長)

福岡県東峰村での活動と並行して、6月初旬の大雨で被災した茨城県取手市での支援も継続しており、今後秋田県での支援も検討しています。報道ではなかなか取り上げられなくなっておりますが、現地はまだまだ復旧の道半ばです。引き続き、皆さまからの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

(執筆:国内事業課 )

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