こんにちは。総務部の渡辺です。
コロナ禍が明け、海外への行き来も活発になってきましたね。
ADRAには、たまに外国コインが届けられることがあります。
海外旅行で手元に残ってしまった外国コイン。
捨てるわけにもいかず、処分に困った方が、
ADRAは海外と繋がっているので、どうにかなるのでは…と、
届けてくださいます。
とはいえ、ADRAでも外国コインをすぐに活用できるわけではなく、
「領収証などは出ませんが、受け取っておくことは可能です」
と、ご了承いただいた上で、お預かりしています。
受け取った外貨は、国ごとに分けて保管してあります。
この夏、8月29日から5日間、タイのバンコクで、
ADRAのリーダーシップミーティングが開催され、
ADRA Japanからは支部長の青木と事業部長の杉本が参加しました。
重たいのですが、外国コインを託し、会議に持って行ってもらい、
各国支部のスタッフに託しました。
中には古すぎて使えないコインが混ざっていたりすることもあるのですが、
各地のスタッフ達は、日本から寄せられたキモチを温かく受け取ってくれました。
先日、ADRAの歴史を振り返っていると、36年前の1987年4月発行のADRA TODAY(現在のADRA News)にこんな記事が掲載されていました。
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ディズニーランドのコインをアドラへ
千葉県浦安市のディズニーランドの「祈りの泉」に投げ込まれる邦外貨のコインを、この度多くの応募者の中からアドラ国際援助機構が頂くことになりました。2月10日第一回の贈呈式が「祈りの泉」の前で行われ、来日中のアドラ国際援助機構のネルソン顧問の立ち合いのもとに、上澤昇常務取締役より藤田潔日本支部長に贈呈されました。ディズニーランドに皆様が行かれるときには、シンデレラの祈りの泉にお金を投げ入れることをお忘れなく。
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*アドラ国際援助機構:現在のADRA Japan
こんな時代もあったのか、と驚いた記事でした。
ADRAのような国際協力を行う団体が、
一般市民の方々に活動を知っていただくのも、
寄付を頂くのも難しい時代、こんなところから支援を受けていることを知りました。
36年前に遡って、改めて感謝申し上げます。
そして、今は、ディズニーランドのコインはADRAには頂いてはいませんので、
ADRAの活動を応援されたいと思ったら、是非、直接応援してください!
これからもADRAへの応援をよろしくお願いします。
執筆:総務部 渡辺千里