にげたひよこの帰る家がこわれています。一緒に直してくれませんか?

安心して帰れるおうちを直そう。ADRAひよこおうちプロジェクトが始動しました!

五味太郎さんの『ひよこはにげます』という絵本をご存じですか?

『ひよこは にげます』五味太郎作 出版:福音書店

好奇心いっぱいのひよこが、軽い足取りで外の世界に飛び出し、いろんなところへ、いろんな方法でにげていきます。そして最後に、家族の待つおうちに、にげてかえってくるお話です。

読むと、「安心して帰れるおうちっていいね」という気持ちが湧いてきます。

と同時に、ふと胸をよぎることがあるのです。

「おうちが失くなってしまった子どもたちは今、どうしているかな」と。

例えば、アジアの最貧国のひとつアフガニスタンでは、2023年10月に大きな地震が起き、家という家は崩れ、女性や子どもが多く犠牲になりました。

学校がわりのモスクにいた子どもたちや、働きに出ていた大人は助かりました。しかし、地震発生から時間が経った今も、崩れ残った家の壁にありあわせの布をつなげて被せただけの、とても家とは呼びがたい「家」で暮らしています。

この村では、地震だけでなく、洪水もしばしば発生します。洪水になれば、大切な水を汲んでくるタンクも、1本1本ひろった薪も、屋根や壁にしている布も、流されてしまいます。冬は雪が積もる極寒の地で、次の冬をどう乗り越えようかと、人々は今から心配しています。

けれどこのような環境にいても子どもたちは、「医者になりたい」「先生になる」「ぼくはエンジニア!」と夢をもっています。

エザトゥラーくん(10歳)

僕の村には、子どもの頃に勉強できなくて、字が読めない人が多いんだ。だから、将来は学校の先生になって、字が読めない子どもたちをなくしたい。ヘラートに住む人たちを支えられる人に、将来なりたいんだ。

ニサールくん (12歳)

たくさん勉強して、エンジニアになって、ヘラートの人たちのために安全で素敵な家を作りたい。
究極の目標はみんなのために良い未来を作ることなんだ。

ハーティマちゃん (11歳)

将来、私は学校の先生になって家族を支えたいです。それに地域の明るい未来にも貢献したいです。

災害復興支援のために、ADRAひよこおうちプロジェクトを始めます!

ひよこおうちプロジェクトを通して皆様から寄付を集め、にげたひよこが帰れるおうちを取り戻せるよう、世界各地の戦争や災害の被災地で、住宅の再建に取り組みます。

ADRAはこれまでも、安心して暮らせる家を奪われてしまった人々に寄り添い、活動してきました。

(フィリピン台風)

住民による家屋復旧作業のサポート

(モロッコ地震)

54世帯に仮設住宅を提供

(ウクライナ人道支援)

家の破損状態の確認と修復

 

支援活動は継続して行っているものの、災害の頻度は増し、その被害規模も年々大きくなっています。今までと同じように寄付を集めていては、支援を届けられない人や場所が増えてしまいます。

そこで、仲間として、この危機が続く世界の中で、「ひよこのおうちを取り戻していこう」と共感してくださる方を広く募集します。

それが、ADRAひよこおうちサポーターです。

11月30日までにサポーターになってくださった方には、2025年1月スタートのカレンダーをプレゼントします。

ひよこおうちカレンダーのデザインはこちら↓

A2サイズ
※デザインは予告なく変わる可能性があります。

参加するための2つの方法

ひよこおうちサポーターになるには、2つの方法があります。それぞれ申し込みのリンクが異なるため、ご注意ください。

どちらの参加方法においても、ひよこおうちカレンダーはプレゼントいたします。

①毎月1,000円のサポーターになる

毎月1,000円のご寄付を12か月行っていただきます。お申込みいただいた日のご寄付と、翌月から毎月15日にお引き落としさせていただきます。

ひよこおうちカレンダーには、引き落とし日の毎月15日にひよこが描かれています!

②単発 12,000円のご寄付

お申し込み時に12,000円の単発でのご寄付をいただきます。

ひよこおうちサポーターになって、笑顔と幸せが溢れるよりよい世界を、私たちADRAとつくりませんか?
みなさまのご参加お待ちしております!!

アフガニスタンの地震で被災した村の子ども達

「ADRAひよこサポーター」の募集のため、絵本を使わせていただくことをご承諾いただいた五味太郎さんをはじめ、出版社の皆さまに心より感謝を申し上げます。『ひよこはにげます』は全国の書店やインターネットでご購入いただけます。3羽のひよこが、逃げることでいろいろな体験をし、世界を広げていく様子をぜひ絵本でも楽しんでください。

また、五味太郎さんには、ADRAひよこサポーター募集のほかにも、2つのキャンペーンで絵本の利用許可をいただきました。五味太郎さんの世界とADRAの支援活動の結びつきをご紹介させていただくことで、皆さまの関心が広がり、私たちとのつながりを持つきっかけとしていただけましたら幸いです。

ADRA Japan スタッフ一同

よくあるご質問

カレンダーが家に届くのはいつですか?

11月30日までのお申し込みで、年内に発送し、お届けいたします。12月1日以降のお申し込みは、1月以降に順次発送となります。

寄付金はどんな活動に使われますか?

ひよこおうちサポーターのご支援は、「緊急支援」への指定寄付としてお預かりし、主に戦争や災害で被災された方の住宅修理や再建など、安心できる住まいの回復を目指す活動のために大切に活用させていただきます。活動地の状況に応じて、食料や物資の配付、医療関連の活動などに回させていただく可能性もあります。

また、ご寄付の20%を一般寄付としてお預かりし、活動報告や寄付集めのための広報、領収証の発行などのために使わせていただきます。

ADRA Japanについて

ADRAは、世界約120国に支部を持つ世界最大規模の国際NGOです。ADRA Japanはその日本支部として1985年に設立され、途上国や災害被災地において、人種・宗教・政治の区別なく、支援を必要としている方々に寄り添い、自立を助ける支援を届けています。日本では認定NPO法人を取得しています。

HP:https://www.adrajpn.org/
個人情報保護方針:https://www.adrajpn.org/privacy/
お問い合わせ:https://www.adrajpn.org/contact/

ADRA Japanの支出内訳について

ADRA Japanでは、いただいたご寄付の20%を一般管理費としてお預かりし、ご寄付の入金管理や領収証の発行、お問い合わせの対応、活動のご報告等のために大切に活用させていただいております。また一般管理費の一部は、ご寄付が集まりにくい活動のためにも活用しております。災害被災地や途上国の活動への支出(事業費)と管理費の割合は、2023年度の実績では、事業費が93.43%、管理費が6.57%の割合でした。

寄付金控除について

ADRA Japan は東京都から認定を受けている「認定 NPO 法人」です。ADRA Japanへの ご寄付は、寄付金控除の対象となります。領収証は、ご住所のわかる方には毎年1月に、前年1月~12月までの分をまとめてお送りしております。ご希望の方には都度発行も可能ですのでお問い合わせフォームよりご連絡ください。

所得税の税額控除の場合、確定申告によって寄付金額から2,000 円を差し引いた金額の40%が所得税から控除され還付されます。また、寄付金額から2,000 円を引いた金額を所得から控除する所得控除を選ぶこともできます。

例:年間で30,000円のご寄付をした場合
所得税:(30,000−2,000円)×40%=11,200円
住民税:(30,000−2,000円)×10%=1,120円
→合計12,320円の控除(税額控除の場合)

*住民税の寄付金控除については、各自治体によって異なります。詳しくはお住まいの市区町村の税務担当課にお問い合わせください。