【イベント報告】グローバルフェスタJAPAN2024に出展しました!

「わあ、冷たい!」「チョコレートみたい!」

9月最後の週末に新宿で開催された「グローバルフェスタJAPAN2024」。

ADRA Japanのブースはお客様の楽しそうな声で溢れました。

グローバルフェスタJAPANは日本の政府機関や、国際機関、NGO、企業など、国際協力やSDGsに取り組む団体が一堂に会する国内最大級のイベントです。今年は2024年9月28日(土)、29日(日)にリアル(新宿住友ビルおよび新宿中央公園)とオンラインで開催され、各団体ブースに加え、芸能人も参加するステージやフードトラック等、盛りだくさんの内容でした。

ADRAはコロナ禍以来、5年ぶりとなるリアル参加!

会場にお越しになる皆さまを、準備万端でお迎えしました。

ADRAブースの今年の目玉はネパール駐在員いち押しのヘナアートです。ヘナという植物でできた茶色のペーストを絞り出して、手に模様を描いていきます。

お客様も「わー、前からやってみたかったんです!」「無料でできるなんて嬉しい!」と仰って下さり、順番待ちの列ができるほど大盛況でした。最初は緊張していたスタッフも次第に余裕が出て、お客様の将来の夢を伺ったり、ADRAの事業を話したりしながら、楽しくヘナのパターンを描かせていただきました。

お客様が「すごい!」「かわいい!」と目を輝かせ下さると、スタッフも胸が躍ります。

ヘナアートの順番待ちの間には、ADRAの9つの活動地域に関するトリビアを集めたクイズを用意しました。「えー!難しい!」と仰っていたお客様も、正解すると自然と笑顔になっていきます。

発展途上国や紛争地の方々も、豊かな文化を持ち、困難な状況を工夫して乗り越えている同じ人間だと知ることは国際協力の第一歩となります。ADRAで用意したクイズによって、事業地の文化や暮らしを少しでも感じていただけたなら幸いです

正解はスパイスを組み合わせた「B. 風邪の時の薬」。火をつけ、燃えている状態で口に入れます。ADRAスタッフの実体験を元にしたクイズです。

また、グループの来場者には、難民体験ワークショップも提供しました。紛争勃発時のシミュレーションとして、自分なら何を持って逃げるか、制限時間内に限られた数の携行品を選んでもらいます。

体験して下さった皆さまは「どうしよう!選べない!」「ペットはおいて行けないよ」「あと3つも所持品を捨てないといけないの?」と自分事として考えてくださり、難民が直面する苦悩の一部を体感いただきました。

爆撃から逃れる難民の気持ちになりきって、携行品を選びます。

ブースには、国際協力の仕事に興味を持つ学生さんがインターンシップについて相談するために立ち寄って下さったり、アフリカ等の特定の地域への関心から声をかけて下さる方がいたり、人が絶えない状況でした。私たちADRAスタッフもご来場いただいた皆さまの「知りたい」と思う表情や目の輝きを見て初心にかえり、嬉しい気持ちになりました!

多くの皆さまのサポートを背景に、日々事業地との複雑な調整を行いながら支援を届けるADRAスタッフにとって、私たちの活動に興味を持ってくださる方、応援して下さる方、支援して下さる方と直接触れ合えたこの機会が、今後の活動の励みになります。

ADRAは今後も、皆さまとの出会いとつながりを大切にしながら、世界各国および日本国内で開発や緊急支援等の活動を継続していきます。

グローバルフェスタJAPAN2024にご来場いただいき、ADRAブースにお立ち寄りいただいた皆さま、この度は誠にありがとうございました。

今年は会場に来られなかったという皆さまも、来年また同じ機会がありましたら、ぜひ足をお運び下さい。

皆さまの温かいご支援をありがとうございます。

(執筆:イベント担当)

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