バングラデシュのサイクロン被害

5月26日、バングラデシュをサイクロン「レマル」が襲いました。南東部を始めとするチッタゴンなどの沿岸部が豪雨や強風に見舞われ、約80万人が自宅からの緊急避難を余儀なくされました。

倒壊した建物の下敷きになるなどして少なくとも16人の命が奪われ、19の地域で179万人以上の人が被害を受け、15万棟を超える家屋が損壊しています。

ADRA バングラデシュは、復興支援に力を注いでいます。必要不可欠な支援物資を提供しようと早いうちに現地入りしました。しかし、サイクロンは広範囲に渡る被害をもたらし、私たちスタッフは住民の方々が苦しむ様子を目の当たりにしました。

レマルの被害から逃れたアニタさんは次のように話してくれました。

「本当に危険でした。食料救援は命づなです。一緒にこの状況を乗り越えようと家族に食料、安堵、力を与えてくれたADRAにはとても感謝しています」

災害の犠牲となった方々が、自らの暮らしを再建するためには継続的な支援が必要です。皆さまからの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

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