今後さらに7万人に支援を届ける予定です

ブラジル南部に大雨と洪水をもたらした異常気象からほぼ6週間が経過しましたが、リオグランデ・ド・スル州最南部のいくつかの地域では依然として高水位が続いています。州内の60%の土地で洪水や土砂崩れがあり、首都ポルト・アレグレでは、面積の22.6%が被害を受けました。

今後も雨が続くと予想されており、復旧はさらに困難になります。

地元政府の最新情報によると、現在も572,781人が家に帰ることができず、そのうち30,400人以上が避難所で生活しています。

ADRAは、ポルト・アレグレ市内で2,000人以上が暮らす4つの避難所を管理し、洗濯や料理ができる災害対応トレーラーでサポートを続けています。また、これまで一緒に活動してきた500名以上のボランティアとともに、衛生用品、日用品、掃除道具や、スーパーや薬局などで現金の代わりに利用できるカードの配付も行っています。

現在までに19,352人を支援し、今後数ヶ月で更に71,835人を支援する予定です。

またADRAは、5月29日から6月1日にかけて、南米各地から2万人が集まる青少年指導者大会と提携して寄付スタンドを設置しました。

寄付スタンドでは、食料品、衛生用品、清掃用品など支援したいものを選べるようにし、寄付の特典として、ペンやノート、ボトルや懐中電灯などが当たるルーレットの参加権をお渡ししました。

このイベントでリオグランデ・ド・スル州の洪水被災者に配付する合計1,044個の支援キットを集めることができ、また、被災した方々を思う温かい応援をたくさん受け取りました。心より感謝申し上げます。

ADRAは今後も、被災された方々一人ひとりのニーズに寄り添い、支援活動を続けてまいります。皆様の温かいご支援とご協力をお待ちしております。

\ご寄付はこちらから
ブラジル洪水被災者支援を応援する

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