パプア地滑り|2,000人以上が生き埋めの恐れ。被災地へ緊急支援を

日本時間5月24日午前2時ごろに、首都から北西600キロほど離れたエンガ州ヤンバリ村で地滑りが発生しました。2,000人以上が生き埋めとなっている恐れがありますが、地盤が不安定であり、被災地へアクセスできる道路も破壊され、人々の捜索救援は難航しています。国連による初期推計では死者は670人を超えると言われています。

すでに150家屋が8メートル以上もある瓦礫に埋もれており、更なる土砂崩れを回避するため1,250人が避難しました。現地行政によると同地区の約3,895人が被災しました。

政府当局は、国連NGO等と災害対応のための調整を進めています。捜索・救助活動が継続される中、被災者への医療、避難所提供、食料、心理社会的支援を含む緊急人道支援が早急に必要とされています。

ADRAは、現地行政、国連、NGO、教会組織などと調整し、子ども、女性、高齢者、障害者なども視野にいれ、特に弱い立場にある方たちが取り残されないよう、人々に寄り添った緊急支援活動を計画しています。

緊急的な食料・生活用品等の配付、そして、清潔な水と衛生のための支援、教育支援など、人々の命をつなぎ尊厳を守るための支援が必要になると見込んでいます。

 温かいご支援をよろしくお願いいたします。

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