2025年2月– date –
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モンゴル 羊繁殖プロジェクト(第1期)の報告
2024年6月、日本のみなさまの支援を届けた、モンゴル「ファイン・ウール羊繁殖プロジェクト」が終了しました。 上質で柔らかいウールを生産する子羊達の誕生に、地元生産者の熱意も高まりを見せ、既に後続のプロジェクトが始動しています。今回は2022年か... -
当たり前の幸せ
午前5時過ぎくらいだっただろうか。別室で寝ている家族を起こさないように、私は静かに身支度を始めた。泊めてもらった部屋の小窓から朝陽が差し込み、鳥のさえずりが耳に優しく届く。洗面台がないので、庭先で歯磨きを済ませ、バケツに汲んでもらった水... -
「小さなお客さん」~スマホに保存されている写真~
気付けばこの地に足を踏み入れてから、一年が過ぎていた。毎日多くのボランティアや住民で賑わっていたADRAの事務所も落ち着きを取り戻し、今では1日に数人が訪れる程度になっている。穴水駅前の状況も大きく変わった。倒壊しかけていた家屋も解体が進み... -
再び青空を見上げる方法
これは小学生の娘が書いた絵です。 娘はアート教室に通っています。教室はその週によってテーマが設けられ、絵画の週もあれば立体製作の週もあり、「絵画」といってもいろいろな技法を教えてもらったうえで、各自製作に取り組みます。娘がこの絵を仕上げ... -
どこかで誰かのためになる
「バホンッ」。 何かが破裂したかのような音と共に、大きくハンドルが左右に取られる。サイドミラーには、黒い板状の何かが転がっていた。運転席のディスプレイには、見慣れない警告灯。 「ああ、やってしまったな。明日からどうしよう」。 冷や汗をかきな... -
【ボランティア募集】アドラスタッフと一緒に東京マラソン2025を走るADRAのチャリティランナーの皆さまや東京マラソンEXPO 2025のご来場者をおもてなしする寄付先団体ブースや個別ブースなどの運営ボランティアを募集中!
言語を活かす海外チャリティランナーのおもてなしや来場者とのコミュニケーションを担うボランティア@東京ビッグサイトと東京国際フォーラム。私たちスタッフと一緒に東京マラソン2025チャリティを盛り上げませんか? 認定NPO法人 ADRA Japan (アドラ・ジ... -
1年前の能登で目にした「覚悟」
能登半島の中心地、七尾。 東京と比べると質素な都会ではあるが、ここは確かに奥能登と中能登を合わせても、随一の都市なのだ。 「能登はやさしや、土までも」元禄9年に西山郷史が生んだ言葉である。それから現代まで、この地域に住む人々の気質を表す言葉... -
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4輪のシンボルマークを背負って活動する彼女たち
西ネパールのバルディヤ郡は、栄養状態や水衛生環境に関連する指標が全国平均を下回り、改善が必要なエリアであった。ADRAはこの地域で3年間の健康改善事業に取り組み始め、現在2年目が終わりを迎えようとしている。活動の中で、住民の栄養や水衛生に関す... -
小さな行いが、大きな力に ― ADRAで働いて感じること
ADRA Japanの一週間は、全体ミーティングとお祈りで始まります。クリスチャンのスタッフはもちろん、そうでない者も一緒になって、牧師である支部長の言葉に耳を傾けます。紛争や災害、貧困下にある人達に思いを馳せ、駐在で外国や被災地に入るメンバーの...
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