スタッフのつぶやき– category –
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家族との距離|スロバキア出張記#4
こんばんは、ADRAの永井温子です。 7日間のスロバキア出張記、第4日目をお届けします。この日は電車で5時間かけて、別の避難民センターがあるケジュマロクに向かいました。 電車の通路を挟んだ隣の席で、同僚が、ケジュマロクのセンターの運営を支えてきた... -
二十歳の青年|スロバキア出張記#3
みなさんこんにちは、ADRAの永井温子です。7日間のスロバキア出張記、第3日目をお届けします。この日は、ブラチスラバから電車で約1時間の場所にあるトレンチンという町を訪れました。 トレンチンでは以前から、ウクライナ国内に送る物資の箱詰めなど、ウ... -
涙の理由|スロバキア出張記#2
こんにちは、ADRAの永井温子です。 7日間のスロバキア出張記、第2日目をお届けします。今回は、スロバキアの首都ブラチスラバのショッピングモールの一角で運営されている避難民センターを訪れた際のお話です。 モールの広場には、高さ5~6メートルはある... -
災害に立ち向かう自信がついた
いつも温かいご支援を頂き、ありがとうございます。 今日は、家屋建設と共に行った防災・減災研修についてご報告します。 「災害に立ち向かう自信がつきました。」 そう話してくれたのは、ADRAが実施した防災研修に参加したバーランです。彼はヘラート県の... -
ウクライナ避難民支援:笑顔になれる時間
ADRAはウクライナ危機が始まって以来、隣国のスロバキアへと逃れてきたウクライナ避難民の支援を行っています。 スロバキアの首都、ブラチスラバにあるADRA避難民支援センターでは毎日、スロバキア語講座、物資配付など様々な活動を行っています。その中で... -
手の中のチョコレート|スロバキア出張記#1
こんにちは、ADRAの永井温子です。日曜日の夜、1週間のスロバキア出張から帰ってきました。 スロバキアは、多くのウクライナ避難民が暮らす国。現地で見聞きしたこと、感じたこと、考えたことが私の中にあふれていますので、皆さまにお伝えできればと、7日... -
我が家は家族全員がサンタクロース!
私には、6歳の娘と4歳の息子がいるが、「うちにはサンタさんはやってきません。」と公言している。それにも関わらず、二人はクリスマスを心待ちにしている。 娘が3歳を超えてサンタクロースを意識し始めたころ、その存在についてどういう立ち位置をとるべ... -
クリスマスから考える、世界が抱える問題。
私のクリスマスの思い出は、『やっぱりサンタはいなかった』である。1995年冬、クリスマスが近づく頃、サンタクロースが実在するか否かは、小学校低学年だった私の周りではよく話題になった。8歳の私は、「いるかもしれない!!」というワクワク感を持ちつ... -
見えないものに宿る幸せ:サンタクロースと私のクリスマス
1897年9月、ニューヨークの新聞、『サン』紙で記者を務めていたフランシス・チャーチ氏は、8歳の女の子から、「サンタクロースは本当にいるんですか?」と問われ、次のように応じた。 「誰もサンタを見たことがないからって、実在しないという証明じゃない... -
「サンタクロースが運ぶ夢」
妹とは4つ歳が離れている。私が小学校3-4年生になり、サンタクロースの存在を疑い始めたとき、妹は5-6歳。まだサンタクロースを純粋に信じていたし、母も、妹にはまだサンタクロースがいるという夢を持たせていてあげたかったと思う。 確かそれは9歳か10歳... -
36歳、ADRA1年生の手記
夢があります。頭の中にぼんやりとある画です。 暗闇の中でカンテラを掲げる手。四方に何があるか分からない、静かで重たい闇の中で、ほの暗い灯りが一本の道を照らし出しています。 職業人としての私の原風景は、電話のコール音とスタッフの話し声が飛び... -
【クリスマスに考える】イエス・キリストも難民だった?
12月に入ると、ショッピングモールや住宅街、街路樹などがイルミネーションで彩られます。そうです、クリスマスシーズンがやってきました。光が奏でる旋律を子どもも大人もワクワクしながら眺めています。 お店によっては、イエス・キリスト降誕のジオラマ... -
食品ロスから考える。より良い社会実現のために最も適した感情。
大手コンビニエンスストアチェーンのファミリーマートが、東京都と神奈川県の一部店舗にて廃棄寸前の食品に「涙目」のキャラクターシールを貼り、従来の割引シールを使用した店舗との販売状況を比較するという実験を始めた。消費者モニター調査で、キャラ... -
バングラデシュ出張記 #4 「ダッカのビュッフェで」
バングラデシュ稼働初日のこの日、13時前に、ティロが声をかけてくれ、調査チームメンバーと事業部長、財務スタッフと昼食に出た。日本からの初めての来客を気遣ってくれたのか、ビュッフェスタイルだった。マトンカレーやレンズ豆のスープ、フライドガー... -
【防災食セミナー】教会の皆さまに防災食作りを体験していただきました
先日ADRA Japanは、セブンスデー・アドベンチスト亀甲山キリスト教会にて、防災に関するセミナーを開催しました。ADRA Japanのスタッフが教会を訪問し、教会の皆さまと災害時の備えについて考え、実際に防災食の調理も行いました。しかも、普通の防災食で... -
「何も残っていない。住む場所もない」と語るアラさんの希望とは
1,000日――ウクライナで多くの人々が家を失い、支援を必要とするようになってからの時間です。砲撃の音におびえる1,000日の夜。戦争の終わりを願い続けた1,000日の朝。耐え難いほど長い日々が今も続いています。 特に高齢者は、本格的な戦争がもたらした過... -
『幸運だったのかもしれない』ビノッドの言葉が意味するもの
「地震があったことは、彼らにとって幸いだったのかもしれない。」 そう述べたのは、ADRA Afghanistan(アフガニスタン支部)の事務局長、ビノッドだ。2023年10月に、ヘラート県で連続発生したM6.3 の大地震。1,500以上の命を奪い、30,000棟以上が全壊した... -
レバノンで停戦開始:それでも続く人々の困難な生活
2024年11月27日現地時間午前4時(日本時間午前11時)から、レバノンでの戦争は、停戦が始まりました。この合意により、今後60日間で軍などは段階的に撤退していきます。 このまま、停戦合意が守られ平和が戻ることを願っています。 しかし、停戦しても壊さ...