NPO法人 アドラ・ジャパン ADRA Japan
Nepal Community Nursing Training
三育学院短期大学 地域看護学専攻科 海外実習


カトマンズにて ~後半~

ハンセン病患者居住区、大学病院、小児専門病院

8月2日(月)からは、再びカトマンズに戻りました。
ADRAが20年ほど前に建設支援を行なったハンセン病患者の居住区では、地元の医療従事者による処置を見学したり、かつて患者たちが住んでいた暗く狭い土作りの長屋(今でも、ごく一部の患者とその家族はこの長屋に住んでいます)を見学したりしました。

住民が自分で足のケアをしているところを見学

翌日の3日(火)は、ネパールの最先端医療を学ぶため、カトマンズにあるトリブバン大学付属病院と、国公立では唯一の小児専門病院であるカンチ小児病院を訪問しました。
医療保険の無いネパールでは、患者は治療にかかる全費用を負担しなければなりません。このため、どちらの病院も患者の症状に加えて収入の程度によって入院する部屋が細かく分かれており、裕福な患者から日々の食事にさえも困るような患者まで、様々な要望に対応できるシステムが取られていたのが印象的でした。

小児ICU(集中治療室)で施設に関する説明を受ける

 

JICA事務所、JOCS楢戸先生のレクチャー

実習後半には、ADRA以外の国際機関やNGOがネパールでどのような支援活動を展開しているかについて学びました。

JICAネパール事務所では、支援方針の概要について話を伺った後、特に保健衛生分野で実施している事業について詳しい内容を知ることができました。
また、JOCS(日本キリスト教海外医療協力会)に所属し、5年間にわたってネパールの僻地で医療を行っている楢戸先生からは、都市部と農村部の医療サービスの格差や、外国で活動をするときに知っておくべき心構えなどについて教えて頂きました。

楢戸先生のレクチャー内容は医療だけでなく、海外での活動すべてに通じるもの

 

2010/10/21更新

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