NPO法人 アドラ・ジャパン ADRA Japan
Nepal Community Nursing Training
三育学院短期大学 地域看護学専攻科 海外実習


カブレ郡にて

バイオガスプラント、簡易保健所、保健所

保健省を訪れた日の午後には、カトマンズから車で1時間ほどのところにあるカブレ郡バネパ市まで移動しました。

バネパ市とその周辺では、人や家畜の糞から料理用のメタンガスを産出することのできるバイオガスプラントを導入した家庭をまず訪問しました。ガスボンベを購入するよりもはるかに安価で効率が良く、一家7人が恒久的に使うことのできるバイオガスは、学生の目には新鮮な設備として映ったようでした。

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環境保護への意識が強く、地元ラジオで呼びかけもしているという男性(中央)

また、地域医療を担う保健所や簡易保健所などを訪問した際には、医師ではないものの一定期間の研修を受けて投薬や診察、縫合などの処置を行なうことのできる医療従事者に出会うなど、日本の制度とは少し違った医療環境に触れることができました。

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保健所で診察や啓発活動を担当している医療従事者と記念撮影

 

看護学生との交流プログラム

ネパールの休日である土曜日を挟み、8月1日(日)から実習を再開しました。
日曜日はほぼ1日をかけ、口唇口蓋裂医療チーム派遣事業でも提携しているシーア記念病院の見学と、この病院に併設されている看護学校に通う学生との交流プログラムを行ないました。

交流プログラムでは、ネパールの看護学校では学生のうちから現場で経験を積む機会が多いことや、教員が不足しているため、卒業してすぐに看護学校の教師になることも有り得るなど、ここでもやはり日本とは大きく異なる、ネパールならではの話を聞くことができました。
日本の参加者からは、日本の医療制度や公衆衛生の歴史、また動画を含めた文化紹介などを行ないました。

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プレゼンは用意した原稿をもとに英語で行なった

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看護学校の前で、ネパールの学生や教師と

交流プログラムの終了後には、看護学校の近くにある公立学校も見学しました。

ここには、ADRAが学費支援をしている子どもたちが通っています。ネパールでは公立学校でも1年生の頃から英語を勉強するため、5年生(10歳)にもなれば簡単な会話はこなせるようになります。英語で自分たちと会話のやり取りができることが、参加した学生には驚きのようでした。

2010/10/21更新

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