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Nepal Survey of Development Assistance

ネパール開発支援事業 20年の足跡



○子供たちの未来のために…教育支援

 

人形劇や家庭菜園事業を行なっていた地域では、医療だけでなくあらゆる公共サービスが不足していました。医療に加え、ネパールの将来を担う子供たちの教育環境を整備するため、1996年には地域でひとつしかなかった学校の校舎を増築する事業を実施しました。

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右奥の平屋の校舎を建設した。職員室も完備している

この学校は、人形劇上演事業の公演会場となったこともあり、学校の先生たちは日本人ボランティアのことをよく覚えていました。ハンセン病患者のための住宅でインタビューをした時と同じように、「この壁とこの教室は日本人が作ってくれたんだ」などといったエピソードも聞くことができました。
増築から10年以上が過ぎた今、この地域には他に2つの公立学校があるそうですが、いずれも規模はそれほど大きくないことに加え、この地域の教育局がこの学校を拠点としていることなどもあり、今でもこの学校が地域の教育サービスの中核を担っているそうです。

そして、もうひとつの学校建設事業が1999年に行なわれました。このときは、シーア記念病院から徒歩15分ほどのところにある、水害で校舎のほとんどが倒壊してしまった学校の校舎を再建しました。
この事業は、当時ネパールで学校建設を行なうことで国際支援をしたいという要望をADRAによせていた石川県の鶴来(つるぎ)中学校からの資金援助があって実現しました。この学校も建設から10年が経っていますが、いまだに大きな損傷などはなく、大切に利用されていました。

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被災前の校舎にはなかった職員室も含む、2階建ての建物を建設した

校舎の落成記念式典には、鶴来中学校の先生と4人の生徒が学校を訪れ、盛大な歓迎式典が行なわれたとのことです。学校には当時の写真が保管されており、そこからも式典の大きさを感じることができました。

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当時の歓迎式典の様子

 

この落成式には、学校関係者や生徒の家族だけでなく、学校と直接関係のない近隣住民までもが集まったとのことです。今では当時よりも全校生徒数が増え、周辺のほかの公立学校よりも生徒数は多いとのことでした。

 

校舎建設は、言わば教育サービスの受け皿となるハード面の整備です。そうした支援を行なう中、たとえ校舎があっても家が貧しいために通学できない子供たちを経済的に支援する必要性が出てきました。そこで、2000年から「ナマステ基金」というスポンサー制度を立ち上げ、日本の支援者からの資金援助によって貧困家庭の子供たちが学校に通えるようにする活動を始めました。

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ナマステ基金を利用する生徒の通う学校。
ほとんどが主要都市から離れた山間部や農村にある

このスポンサーシップは日本だけでなく、アメリカやオーストラリアからも支援されています。現在、日本から支援している生徒の数は100名。これまでに40名の生徒がこのスポンサーシップでの支援を受けて学校を卒業しています。

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支援を受けている子供同士の仲はとても良く、
一緒に行動している子供たちが多かった

この制度では、子供が一年間学校に通うために必要なものを全てまかなっています。具体的には、制服や革靴、通学用のリュックサック、鉛筆やノートなどの文房具、それに学校への登録料と年度末の試験費用などです。

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ナマステ基金を通じて支給される学用品。
生徒はこうした学用品をボロボロになるまで使い込む


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学用品を受け取る日は、親が一緒に来ることがある。
嬉しそうな子供を見て涙ぐむ母親もいる

ナマステ基金による支援は、これからも継続してゆきます。ADRA Nepalでは、今後数年をかけて対象児童を更に拡大してゆく計画があるようです。

 

今後もニーズにあった開発支援を続けていくために、皆様からのご支援をお待ちしております。

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