NPO法人 アドラ・ジャパン ADRA Japan
悲劇を繰り返さないために…サイクロン被災地にシェルターを!
MYANMAR Cyclone Disaster
ミャンマー / サイクロン被災者支援
ミャンマー便りブログ

Myanmar Disaster ADRAインターナショナルからの写真とメッセージ

2010年 シェルター建設事業

事業の過程

2010年6月、ADRA Japanは日本人スタッフをミャンマーに派遣し、事業の立ち上げを行いました。
その後はADRA Myanmar(ミャンマー支部)と蜜に連絡を取りながら協働で事業を進めました。
日本からは、8月のモニタリング、そして11~12月の事業完了の際にスタッフを派遣しました。
事業立ち上げ後、まずは建設チームの雇用、建設資材の調達とヤンゴンからの輸送、建設地の整地を行い、本格的にシェルター建設が始まったのは8月でした。

 

8月の進捗状況

  1. 地盤を掘削して地下6メートルの深さまで鉄筋コンクリートの柱を打ち込みました。
  2. 地下1.5メートルの深さに1.2メートル四方の鉄筋コンクリート基盤を埋め込みました。
  3. 地上に2.5メートルの柱を建てました。

 

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9月の進捗状況

  1. 木で足場を組みました。
  2. 床部分の木型を造って鉄筋を敷き、コンクリートを流しました。
  3. シェルターの屋根から壁に当たるドーム部分の鉄筋枠組みを造りました。

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10月の進捗状況

  1. 鉄筋やレンガを使って、階段、雨水貯水タンク(階段踊り場の下)、ドーム周囲の塀状の手すりを築きました。
  2. 全体をコンクリートで塗り固めました。
  3. ドアと窓を設置しました。

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11月の進捗状況

ペンキを塗り、シェルターが完成しました!

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シェルターの管理維持と防災に関するワークショップも実施しました。

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 感謝のメッセージ

タウンレイ村 村長ウーテイチョウさんと村の皆さん

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「村には鉄筋コンクリートの建物がこれまでなかったので、ADRAがシェルターを建ててくれて、人々は皆とても喜んでいます。質の高いシェルターができたので、これでもう災害もこわくありません。特に、風力を低減させるために屋根を丸くしたデザインが気に入っています。ワークショップではペンキ塗りの仕方を学んだので、シェルターの壁が潮風の影響を受けないように、常にチェックしていきます。」
 

 

アマカレイ村 村長ウーポーピヤウィンさん

myanmar cyclone「今回のシェルター建設について、村人からも感謝の言葉が届いています。私達はこのシェルターを日本からの贈り物だと感じているので、大切に使っていきます。本当にどうもありがとう!」
 


 

クインパル村 村長ウーチョウウィンさんと女性グループの皆さん

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「シェルターの周りに庭を造るために、どこに何を植えるかを計画して、すでに村人から種や苗を集めました。周囲の柵や小道も、いまは簡単なものですが、今後整備していきます。シェルターは緊急時の避難場所ですが、普段は子どもの遊び場所などに利用していきたいです。」
 

 

 ADRA Japan担当スタッフ(幸村真希)より

今回の事業では、ただ物質的に安全なシェルターが建設されるというだけではなく、シェルターがあることによって被災者の人々が抱く災害への恐怖や不安を少しでも和らげることができれば、という願いを持って進めてきました。事業完了の際に村を訪れたときの人々の様子からは、新しいシェルターの完成を心待ちにし、これからみんなで協力してシェルターを管理維持していくことへの自信が伝わってきました。今回のシェルター建設をきっかけに、3つの村が益々活気溢れる村になっていくといいなと思います。
最後になりましたが、本事業を助成していただいた(特活)ジャパン・プラットフォーム及びこの事業をご支援してくださった皆様に、心より感謝を申し上げます。ありがとうございました!

 

(2010.12.22更新)

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