アフガニスタンは総人口の90%が貧困の危機に瀕している、世界でも最貧国の一つとして知られています。
国の情勢が不安定なことに加え、度重なる震災、昨今では洪水もあり、国民の生活はひっ迫しています。
地震により住む家を失った人々は、住まいと呼ぶのもはばかられる、布とトタンなどで覆われた場所にて生活しています。
ADRAは、この2023年の地震で被害に遭った方々への支援を続けています。
今回は、ジンダジャン地区のチャハザディ・ゾレハ村で暮らす、11歳の少年、ファヒームくんにお話を聞きました。
僕は家族と一緒に住んでいます。お父さんはイランで働き、家族を養ってくれているんです。
地震が起きたときは学校にいました。
今はテントの学校で授業していますが、外で勉強することが多いです。
将来はエンジニアになって、家族を支えて、ここに住んでる人たちの役にも立ちたいですね。
彼はADRAスタッフに向けて、こう語ってくれましたが、
未だに心に傷を負っているためか多くを話すことはありませんでした。
ADRAはこの地域で暮らす人々、そして子どもたちの夢を応援します。
皆様の温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。