ようやく支援物資を避難民の方へ届けられました!

いつも温かいご支援ありがとうございます。

ようやく、待望の支援物資の配付を行うことができました。

一人ずつ顔を見ながら受付をしている(撮影:2024年3月19日バゴー地域)

当初、避難民の方が居住している各村まで支援物資をトラックで運び、配付を行う予定でしたが、戦況の悪化から市民の往来が厳しく制限されるようになり、トラックで多くの食糧や衛生用品を運ぶと、検問所で押収される危険性が出てきたため、避難民の方に食糧倉庫がある都市部まで来てもらう方法に急きょ変更となりました。

避難生活の中でも健康を維持できるよう促すパンフレットを真剣に読んでいる(撮影:2024年3月19日、バゴー地域)

はたして、無事に避難民の方は倉庫までたどり着けるのだろうか。

たとえ物資をとりにこれたとしても、安全に持ち帰ることはできるのだろうか。

このような懸念を残しながら配付日を迎え、避難民の方の到着を待ちました。トラックの荷台やバイクなどに乗って避難民の方々が到着すると、まず始めに一人ひとり受付を行い、顔を見ながら確認をしていきました。車両の手配が間に合わなかった2世帯を除く、すべての避難民の方が倉庫まで足を運ぶことができました。

米袋を協力し合いながら運び入れている(撮影:2024年3月19日、バゴー地域)

配付物に含まれる生理用品や浄水タブレットの正しい使い方を説明すると、避難民の方々はしっかりパンフレットにも目を通し、衛生用品の使用に前向きな様子が見受けられました。

その後、食糧と衛生用品を一人ずつ配布していきました。1か月分の食糧となると、女性一人では運ぶのが大変なほどの量になります。しかし、お互い協力しながら荷台などに乗せている姿には、喜びと安どの表情が見受けられました。

帰路では物資は検問所で押収されることなく、配付を受けた全員が無事に家まで持ち帰ることができました。当日来れなかった家庭には、協力団体が後日配布を行いました。困難な状況を乗り越え、各家庭には食糧と衛生用品が届き、支援者としても一安心です。

配付された食糧と共に帰路につく(撮影:2024年3月19日、バゴー地域にて)

このような活動に取り組めるのも、みなさんの温かいご支援があってこそです。

心から感謝いたします。 引き続き、ミャンマーでの支援活動を継続してまいりますので、皆さまからの温かいご支援をお願いします。

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【ミャンマー⼈道⽀援】 ⽇常が奪われている⽅に⼀杯のご飯を(ADRA Japan)
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【ミャンマー⼈道⽀援】⽇常が奪われている⽅に⼀杯のご飯を
国際協⼒NGOアドラ・ジャパン (adrajpn.org)
https://www.adrajpn.org/emergency/myanmar2023/

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