2023年10月7日、アフガニスタン西部のヘラート県で、マグニチュード6.3の地震が発生しました。
最初の地震が発生してから立て続けに、1週間で計4回同じ規模の地震が起こり、
UNOCHAによると、11万人以上が被災しています。
アフガニスタンはもとより人道危機の深刻な国で、4,100万人いる国民の半数以上の2,880万人が、人道支援に頼らざるを得ない状況でした。
多くの国内避難民を受け入れているヘラート県も例外ではなく、地震発生以前から人口の45%が食料難に陥るなど、人々は危機的な状況の中で生きていました。
そんな中で起こった今回の地震。人々の困難な生活に、更なる追い打ちをかけました。
12月には最低気温が氷点下になるヘラート県。
簡易テントだけでは暴風や冬の寒さを凌ぐことは難しく、人々は更なる地震と迫る冬に怯えながら生活しています。
今回の地震発生を受け、ADRAは支援を開始するための調査活動を行いました。
地元の自治体と調整して、女性へのインタビューもすることができ、脆弱層である女性たちから貴重な話を聞けました。
聞き取り調査では、食料や衛生用品、シェルターなど多くのニーズが挙げられました。
今後は、より多くの人々に支援がいきわたるよう、国連機関や自治体、他支援団体と調整の上、活動を開始していきます。
被災者の方々に必要な支援を1日でも早く届けるため、ADRAは今日も活動しています。
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