ウクライナ避難民支援:笑顔になれる時間

ADRAはウクライナ危機が始まって以来、隣国のスロバキアへと逃れてきたウクライナ避難民の支援を行っています。

スロバキアの首都、ブラチスラバにあるADRA避難民支援センターでは毎日、スロバキア語講座、物資配付など様々な活動を行っています。その中でも、週に2回開催している7歳以下向けのアクティビティクラスには、たくさんの子どもたちが集まり賑やかな時間になっています。

この日、子どもたちの笑い声にひかれ部屋の中を覗いてみたところ、楽しそうにお絵描きをしていました。

7才の女の子、クリスティーナちゃんもこの日活動に参加していた一人です。彼女は毎週2日、このセンターに来るのを待ち遠しにしています。この日はいつも一緒に来ている3歳の妹が風邪をひいてしまい、お母さんは看病で忙しくクリスティーナも来れないはずだったところ、お父さんにお願いして連れてきてもらいました。

クリスティーナちゃんは、スロバキアに住みながらウクライナの小学校にリモートで通っているため、スロバキアでなかなか友達が作れずにいたそうです。しかし、このセンターに通うようになって、仲の良い友達ができただけでなくて、もともと内気な性格の彼女にとって社交性を養う良い機会になっているとお父さんが嬉しそうに話してくれました。

子どもたちが遊んでいる間、親同士も仲良くなり、お喋りを楽しみ、情報交換ができるのも有難いと仰っていました。センターは、仲間と充実した時間を過ごしながら、親子共々、避難生活で抱える不安やストレスを発散できる場になっています。

皆さまからのご支援により、スロバキアで避難生活を続ける難民の方々に、笑顔になれる機会を提供できていること、とても嬉しく思います。

皆さまの温かいご支援に、心より感謝申し上げます。

クリスティーナちゃんとお父さんのセルゲイさん

ADRAは今年もクリスマスキャンペーンを実施しています。
ADRAと一緒にウクライナに”ぬくもり”を届けるサンタクロースになりませんか?

ADRAのウクライナ人道支援活動

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