ADRA Japan【東京マラソン2025チャリティランナー紹介】第1 回 タイ出身 チュシット・デプラサートウォンさん

2025年3月2日(日)東京マラソン2025が開催されます。

この大会では、ADRA Japanから50名のチャリティランナーが世界各地から来日し、出走します!

そこで、この度ADRA Japanのチャリティランナーとして東京マラソン2025を駆け抜ける7名のランナーをご紹介します。

第1回目は、タイ出身のチュシット・デプラサートウォンさんです。

デプラサートウォンさんがフルマラソンに挑戦するのは東京マラソン2025が初めてで、今回、高校時代の友人と一緒に参加するそうです。

今年初めにご家族と来日し、福岡で記念撮影したチュシット・デプラサートウォンさん(写真右)

彼の友人たちは、何年もマラソン経験があり、東京マラソンをはじめ、ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨークの世界6大メジャー大会で完走した証として贈られる「アボット・ワールドマラソンメジャーズ(AbbottWMM」のメダルを、少なくとも1つ持っています。

デプラサートウォンさんは、次のように語ってくれました。

「私はまだメダルを持っておらず、高校時代の友人が設立したマラソングループに6か月前に加わったばかりですが、彼らと一緒に10年後の60歳までに世界6大メジャーを制覇し、6つのメダルをすべて手に入れようと計画しています。私は現在、妻、娘、息子と一緒にマラソンの練習をしています。みんなランニングのトレーニングは初めてなのですが、私が一番真剣にトレーニングに取り組んでいると自負しています」

また、日本に対する彼の経験や想いについても話してくれました。

「初めて来日したのは1997年、私が23歳の時です。私の家業は貿易を営む会社で、日本や他の国から良い機械や工具を輸入しており、私は同行した父と共に、長い付き合いのある日本の重役たちからとても温かい歓迎を受けました。

その後、父と一緒にビジネスをしていた大阪、大分、山梨の会社に研修生として2か月間滞在しています。そこで父とは長い付き合いで定年を間近に控えた山口さんという男性に出会い、仕事や人生について、彼の失敗や後悔した経験から多くのことを教えてもらいました。『仕事と愛する人にかける時間のバランスを保ち、良い人生を送ってほしい』という言葉を贈ってくれたことが今でも印象に残っています。

私は多くの親切で優しく、フレンドリーな方々に出会い、日本人のことが大好きになりました。これまで日本には家族と一緒に4、5回訪日していますが、安全で旅行しやすく、社会やシステムもすべて素晴らしいと感じています。食事も一番日本食が好きですね。

今回は初マラソンで東京に行きます。再び日本に行く理由にもなりましたが、これは私にとって挑戦でもあります」

最後にチャリティについての想いも話してくれました。

「チャリティは世界にとって重要だと思います。世界はひとつしかないのだから、人々は団結し、恵まれた立場にある人たちが、困難な立場にある人たちを助けなければいけません。私はこのような機会を通してチャリティの重要性を他の人たちに示す必要があると考えています。

チャリティ団体で働く人々は尊敬に値します。私はチャリティをする側の人間ですが、困っている人を助けることができるということは、とても幸せなことだと思います」

チュシット・デプラサートウォンさん、インタビューを受けて下さりありがとうございました。

体調に万全を期して練習に励んでください!来年3月に日本でお会いできることをADRAのスタッフ一同心から楽しみにしています。

チャリティランナー

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
目次