今なおドローンの攻撃にさらされているハルキウ州で食料を配付

8月26日、ADRAはハルキウ州内4か所の村に合計144の食料キットを配付しました。これは国連の食料支援で用意されたもので、ロシアとの国境から、わずか数キロメートルの場所での活動です。

ハルキウ州ハトニョゴには80、グリゴリフカに 51、ソニノに9、カロスノヤルスコエは 4名分の食料をお届けしました。当地は、今なお、ロシア軍のドローンによる攻撃が頻繁に起こり、住民の方々は自宅からの非難を余儀なくされています。

また、ADRAウクライナは、戦火が沈静化しない国民の皆さんに、以下の注意点を呼びかけています。

危機的状況に置かれても、命を守るためには正しい行動をとることが重要です。砲撃によって瓦礫の下敷きになった場合、次のように努めて下さい。

1.とにかく、落ち着いてください: パニックに陥り、事態が悪化する可能性があります。落ち着いて深呼吸してみてください。

2. 可能であれば、布で口と鼻を覆い、ほこりや有毒物質から身を守りましょう。

3. エネルギーを無駄にせず節約しましょう。なるべく塵を巻かないよう、じっとしてください。

4. 自分自身を目立つようにしましょう。

   – 救助者に聞こえるようにパイプ、壁、金属物体を叩いてください。

   – できるなら、電話またはその他のデバイスを利用して信号を送りましょう。

5. 状況を把握するよう努めてください。もし手足が動かなくなった場合は、そっと力を抜きましょう。状況が悪化しないよう、急な動きを避けてください。

6. 安全な脱出方法が見出せない場合は、その場に留まって助けを待つのが最善です。

7. 不必要に叫ばないでください。エネルギーと酸素の不足につながる可能性があります。近くで救助者の音が聞こえた場合にのみ、叫んでください。

以上の知識を使うことで、瓦礫の中で救助隊の到着を待ち、生き残れる可能性が広がります。常に注意し、そして準備を整え、サイレンが鳴ったら速やかに避難所へ向かいましょう。

ADRAスタッフ全員が、いずれ訪れるウクライナの平穏を祈りながら、できることを精一杯続けて参ります。引き続き、皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

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