バングラデシュの晩夏

「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉がありますね。 冬の寒さは3月20日前後の春の彼岸の入りまで、夏の暑さは9月20日頃の秋の彼岸の入りには落ち着く、という意味です。日本はまだ残暑が厳しいですが、早朝や日没後に肌に感じる風に、夏の終わりを感じます。

ADRA が新たなプロジェクトを立ち上げようと準備中のバングラデシュの9 月は、雨期が終わる時期です。大雨が減り、穏やかな気候になります。川は通常、大雨で増水し、国中に鮮やかな景色を作り出します。湿度が下がるため、国内のあちこちを歩き回るのに心地よい印象の季節です。

ADRAの現地スタッフは言います。

「バングラデシュの9月は、青々とした鮮やかな緑色が目に飛び込んできます。作物が成長し、日常的に自然の美しさを感じ、新しい生命の力強さとともに生きることで、ADRAバングラデシュのスタッフも一人ひとりが活力を得ます」

そして、こう結びました。

「バングラデシュで始まる人道支援プロジェクトが、天候の変化に対応できるよう、十分に準備しておかなくてはいけませんね。可能な限り多くの情報を集め、それをメンバー全員で共有し、受益者の方々に幸福を感じて頂くために全力を尽くします」

皆さんは新しい季節に、何を感じますか?

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