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コソボ・学校交流

●コソボのノンダブルカ校

1999 年にNATO軍の空爆から5年が経ち、現在も国連の暫定統治下にあるセルビア・モンテネグロのコソボ自治州は、多くの課題が山積しています。特に、虐殺・ 焼き討ちの中で両親を亡くした子どもたちは過去の紛争のトラウマに苦しみながら、平和と民族の共存を願って将来を模索している状態です。
その中でもコソボ北部のミトロビツァでは、紛争後街の中を流れるイベール川を境に民族が分断されたままになっており、自分の家に帰れない人も多くいま す。2004年3月には、ここでの民族衝突をきっかけに暴動が起こり死傷者は500人以上に上りました。そのミトロビツァにあるノンダブルカ校は、コソボ 内でも民族間の緊張を最も象徴する地域にありながら平和教育に取り組んでいます。
※同校は、NHKスペシャル『憎しみを超えられるか〜コソボ・ある小学校の6か月〜』(2001年2月放映)で取り上げられた学校です。
ノンダブルカ校

●ADRAの学校交流事業
ADRA Japanは、紛争直後の1999年から2002年までコソボでの支援活動をおこなってきました。同時に支援活動の一環として、ノンダブルカ校と日本の学校との交流を進めてきました。これまで、絵画やE-mailの交換を通して日本と交流を実施してきました。これまでの学校交流事業の集大成として、ノンダブルカ校の生徒と学校関係者を日本に招待し、双方の子どもたちが平和について考える機会を持ちたいと考えました。日本の子どもたちは紛争地の子どもたちの 生活を知り、またコソボの生徒たちは民族対立が続き緊張している日常から離れ、国際社会に目を向けることを目的として、この事業はおこなわれました。

●この事業は「日本万国博覧会記念基金」からの助成を頂きおこなわれました。
数年前から企画をしていたコソボ学校交流事業ですが、今年度、日本万国博覧会記念基金からの助成が決定しました。この助成を受けて、2005年9月10日〜24日にコソボのノンダブルカ校から生徒と学校関係者を日本に招待し、交流事業を実施することができました。多くの方々のご協力により、この事業を終えることができたことに感謝いたします。皆様、ご協力ありがとうございました。

日本万国博覧会記念機構のホームページはこちら

●事業報告
1.学校訪問北浦三育中学校広島三育学院広島市立宇品中学校
すでに継続的に交流を進めている北浦三育中学校、広島三育学院を訪問して交流会を実施しました。北浦三育中学校では運動会にも参加しました。広島三育学院では学校全体で歓迎会をしていただき、寮での生活を通して交流を深めました。広島市立宇品中学校では、日本の中学生が広島の原爆の朗読劇を行い、コソボの中学生は自分の戦争体験を語りました。また、お好み焼きを作ったり「ソーラン節」を踊ったりして、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

運動会に参加! 夜、寮の中で交流 ソーラン節に挑戦!

2.愛知万博訪問
9月25日に終了した「愛・地球博」を訪問しました。コソボの生徒たちは、自分の街と同じくらいの人口が会場内にいることに驚いていました。各国のパビリオンなどを訪問し、また日本以外の文化にも触れることができました。これをきっかけに、コソボの生徒たちが未来への夢や希望を膨らませてくれることを期待しています。

3.京都訪問
日本の古都・京都に残る歴史や文化への造詣を深めてもらおうと、京都訪問も計画しました。京都では龍谷大学のボランティアの学生が受入をして下さり、清水寺を訪問しました。また旧家を借りて、日本の学生とたこ焼き作りを体験しました。龍谷大学のみなさま、ありがとうございました。

4.広島訪問
広島における交流は、ANT:Asian Network of Trust(アジアの友と手をつなぐ広島市民の会)のご協力により実現しました。学校訪問では広島三育学院と宇品中学校を訪問しました(上記参照)。
また、広島の平和記念公園の散策には広島女学院高等学校の生徒がボランティアで来てくれました。公園内の記念碑などを一つ一つ英語で説明していただき、コソボの生徒たちも真剣に話に聞き入っていました。その後、安芸の子リーダー養成協会の子供たちと交流しました。この団体が実施している「Oneピース運 動」に参加して、全員で折り紙を作り巨大な絵を完成させることが出来ました。
世界遺産に登録されている宮島も訪問しました。厳島神社の鳥居の下へ行くこともでき、コソボにはない海も満喫してきました。広島ではホームステイもすることができました。受入をしていただいたホスト・ファミリーの方々、本当にありがとうございました。

平和記念公園の記念碑を見る 宮島の厳島神社にて ホストファミリーとのお別れ

5.東京訪問
東京では、国連児童基金(ユニセフ)駐日事務所と「紛争下・後における教育〜平和構築と人間の安全保障に向けて〜」をテーマにシンポジウムを実施しました。

渋谷区ではゴミ拾いや植樹祭などのボランティア活動に参加しました。原宿表参道を中心に街の清掃活動をおこなっている市民団体のgreen birdと代々木公園のゴミ拾いう活動をして、その後原宿少年少女合唱団、(特活)PLANT A TREE PLANT LOVEのご協力により、渋谷区内の公園に植樹をおこないました。

代々木公園のゴミ拾い 皆で穴を掘って木を植えました。 コソボの生徒も合唱に参加

みなさまのご協力を心から感謝いたします。









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